昨夜、21時過ぎに いつもの散歩をしていました。

今は、10分前後なら、連続して歩けるけど
それ以上は辛いので、毎晩、散歩は車椅子です。

時間も時間だから、家でいつも着ている
とてもじゃないけど、外では歩けない様な
ボロっちい服を着て、防寒最優先の姿でした^^;

で、いつものように馴染みの猫ちゃんに挨拶して
帰ろうとしていたら、前方から男性が歩いて来ました。

…で、夜中だから最初は気付かなかったけれど
すれ違いざまにお互いの目が合って、よく見ると
私のパート先の、偉い人でした。
向こうも驚いたろうけど、私もビックリ!
(…っていうか、服が恥ずかしい>_<)

でも、相手の方はそんな事は気にも留めてないようで
車椅子の私に合わせた目線になる様に、片膝をついて
とても励ましてくれて、私の主人にも
「シェリさんのような明るい人が居なくなって寂しいんです。
早く戻ってきて貰いたいなぁ!」
なんて、お世辞を言ってくれて…

片膝つくなんて、高そうな背広のズボンが汚れちゃうのに…
前から人柄の良い方だって、分かっていたけれど
改めて、優しい人だな…って、感動して。

それに今年度こそ、契約は打ち切られると思っていたのに
また契約更新をして貰えたんです。
(数日前に会社の人が、契約書を持って 家に来てくれたの)

うちの会社は、けして契約更新が簡単な会社じゃないのです。
(現に、クビ切られたパートも、過去に何人かいます)

でも、病気を理由にクビを切るような、そういう会社では
無かったんだなぁ…って、そう思って 本当にありがたいです。

…それと、たぶん、私の気持ちを落ち込ませないように
特例で(ボランティアのような感じで)
クビを切らないでいてくれるのかもしれません。
だってさ、私、凄く仕事が出来るってタイプじゃないんです^^;
ちょっとマイペースで、すぐに接客で動揺するし
一緒に仕事をして やり易いタイプでは ないと思うので…

だから、ただただ、有難いです。

働けなくて、身体も辛くて、色々な事がキツいけれど
まだ、社会と繋がっている。
それが、どんなに心強いか…

昨夜と、前回の契約時、ちょっと涙がでてしまいました。

嬉し涙は本当に久しぶりでした。