ショパン国際ピアノコンクールはゾーン1,2、3と座席の場所によって値段が異なります。今回私はせっかく行くんだからと3次予選6セッション ファイナルセッションすべてゾーン1(一番良い席)にしました。しかし結論から言うと私はこの選択は失敗だったな![]()
まず3次ですがセッションごとに席が違ったのですがすべてとても良席。一番良い時は6列目ド真ん中、でした。しかも日本人一番人気の牛田君の時。普通ならとても嬉しい
のですが、それ以上に緊張しましたね
目の前にこのコンクールに人生を賭けたコンテスタントが懸命に弾いている。私が咳やくしゃみ、物を落としたりして邪魔をすることがあれば悔やんでも悔やみきれません。ファンにも恨まれることでしょう
しかも牛田君の時はまだモーニングセッション=日本時間夕方17時からだったので元気に聴けたから良いのですが、イブニングセッションが地獄です。3次は現地時間17時=日本時間0時私の住んでいるオーストラリアでは夜中の1時からのスタートで日頃起きていることは絶対にない時間です![]()
そしてショパンの音がまた心地よく
眠りを誘うんですよね![]()
私はたまにいびきをかいて自分で目が覚めることがあるのですが、もしいびきをかいたらどうしようとなんとか眠らないように必死でした。周りにいるたくさんの日本人の皆様も同じ状況で舟をこいでいる方、たくさんお見掛けしました。いや日本人だけじゃなくポーランド人も寝ている人たくさんいました。。。![]()
ファイナルはカルネ(通し席)だったのでずっと固定の席でした。
1階の16列目、2階席の真下だったのですが、気楽にきける(コンテスタントに迷惑をかける可能性は低い)という意味では良かったです
しかし2階席の真下ということは上がブロックされていて音が跳ねるんですよ
この席だったらゾーン2,審査員の真後ろのほうがきっときれいに聞こえたんじゃないかな
ファイナルはコンツェルトもありますしね。
次回行くことがあれば、万が一寝ても迷惑をかけないようにイブニングセッションはゾーン2か3にしようと思います。もしくは友人のように開始1週間前から入って時差調整をして万端の体制で臨む、それがでいればベストでしょうね![]()

