ー友達と私の意識の差に驚きが隠せないー


私は前期の臨床実習で実習先になった

歯科医院でバイトをしている。


そこは常に最先端の治療を行い器具も沢山あり

患者さんの数も多く、すごく忙しい歯科医院である。



またアシスタントはDr.が手を出せば必要な物を

渡さなければいけない。



もちろんDr.は何をくれなんて言わない




ただ手を出されるだけだ。



高校生の頃から歯科医院でバイトをしていた私だが

そのバイト先は患者さんが少なく、

拭き掃除ばかりでアシストと言うアシストを

してこなかった。



そのため、歯科の空気感には慣れてはいたものの

本物の医療現場に圧倒されていた。



見たことのない器具に慌ただしい診療室

初日はその慌ただしさの邪魔にならないように

診療室の端っこに立っていたのを鮮明に覚えている。


半年もの実習を終えた今では

人並みに動けるが、初めはいっぱいいっぱいで

家に帰ればすることもせず爆睡する日々だった。

起きればまたすぐに実習が始まり

常に歯科の事が頭にあり大好きなアニメなんて

見る暇もなかった程だ。


そんな実習先に私の友達が

後期の実習生として選ばれたのである。


ここでは友達をAとする。

そのAは前期の実習先でほとんど何も

させてもらえず、簡単なCRのアシストを

するくらいだったと言う。

そんなAにとってこの医院は

相当厳しいようで

現在悪戦苦闘中だそうだ。



医院のスタッフは私とAが友達である事を

知っているため、バイトに行く度に

Aの話を聞かされるが

その内容が臨床実習後期なのにまずいのでは?

と思ってしまうような内容のものばかりだ。


この前驚いてしまったのが

Dr.がSETの時に浸麻をする人がいるが

それは何のためにしているのかわかるか?

という質問をしたそうだ。

Aはそれが分からず黙ってしまったそう。

SETなんて一日に何件ものアポが入っており

Dr.は麻酔をする際患者さんに

滲みると思いますので麻酔しますね。と

声かけをしている。

また、アシストは

Dr.が診療台に来るまでにレントゲンを出し

神経がある歯なのかチェックし

浸麻の用意をする。


その一連の流れを見ていれば答える事が

出来そうなものを答える事ができなかったのだ。



今日もバイトがあり

助手の方、ここではYさんとする。

Yさんと朝の準備の際にお話をし

その中でAの話題が上がったのである。


もちろんこの流れは私がバイトにいけば

毎度の事なので驚きもしなかったが

話の内容を聞いて少し残念に思う部分が沢山あった。




友達に期待をする私も私だが…。




その内容が

私が実習生として居た頃より

今の方がスタッフの人数が増えており

実習生がアシストしなくても

回ってしまうため

初めの一ヶ月程見学状態が続いていたそうだ。

一か月もの見学期間があれば

機械の使い方術式必要な器具器具の場所

覚えることができるはずだ。

しかし、〇〇持ってきてくださいとお願いしても

その治療には一切関係のない器具を持ってきたり

突っ立っているだけで何もしないのだと言う。



レントゲンの位置付けや

パソコンの設定も何回も見ているのにもかかわらず

見ているだけで何もしないそうで

遠慮をしているのか、本当にわからないのか

やりたくないのかはわからないが

実習させてもらっている身で

何もせず突っ立って見ているだけなのは

いかがなものかと思ってしまう。


私はAにバイトでスタッフの人が何か言ってたら

教えて!と言われていたため

今日のYさんとのお話の内容を伝えた所

びっくりな返信が返ってきた。




「めっちゃめちゃ

実習生に求めるじゃん」



私は頭の中が???だらけになってしまった。

実習生として実習させてもらっているのだから

動けることはする。

これは当たり前のことなのではないだろうか。

わからくてもわからないなりに

出来ることはあるはずだ。

もう使わない器具はしまうだとか

アシストが行いやすいように順番に器具を

並べておくだとか。

見学ポジションでもそれなりに

することはあるはずなのに

それを実習生に求めすぎじゃないか?と

思ってしまうその思考に驚きが隠せなかったのだ。



どう考えるのかは人それぞれだし

そう思う人もいるんだろうが

そういうふうに思ってしまう子だとは

思っていなかったので少し残念に思うなと

思ったなんの変哲もない私の一日