
どうやらiPhone6や、おそらく例のiWatchは、9月9日発表のようだ(米アップル、9月9日に新製品発表会開催 新型iPhone発表か)。
iPhone6は2つの大型の液晶タイプになるといわれ、iWatch(仮)は、常時体調を測定してくれるいわゆるウェラブルなものになるらしい。
初代iPhoneよりずっと買い替えてきた僕としては、5sのほうがサイズ的にちょうどなので大きいのは困るとか、持病の高血圧はだいぶ治まったので常時体調チェックするほど
でもないかなあと思いつつ、当然2つともゲットすることになるだろう。
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それはさておき、最近僕の関心事のひとつは、「組織トップの『キャラ』とか好みが、組織のエートス(その時の雰囲気みたいなもの)を決めていくのでは」、ということだ
。
通常、会社やNPO組織のあり方は、ミッションや戦略が決定すると言われる。また、戦略の苦手な日本的組織であれば、目先の課題にとりあえず対処していく(経営陣は行き当
たりばったりで優秀な現場がその都度フォローする)ことで乗り切り、結果としてその組織のカラーが出てくるとも言われる。
が、そうした戦略や現場による結果主義の前に、「トップのキャラ」のようなものが組織のエートスに決定的に影響を与えているのでは? と僕は思うようになってきた。
■「シンクディファレント」と「物語」
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たとえば冒頭のアップルの、2人のCEOのキャラを考えてみよう。
一人目は、当然スティーブ?ジョブズ。ジョブズは、下のシンクディファレントのCMもそうだが、イノベーションや革命的という言葉がよく似合うトップだった。米アップルが
今年の秋に発売するスマートフォンの新モデル「アイフォーン(iPhone)6」には、サファイアガラスとも呼ばれる合成サファイアがディスプレイ素材に採用される見通しだと
米ウォールストリート?ジャーナルが伝えている。
ガラスより割れにくく、傷つきにくい
アイフォーンの現行モデルではディスプレイに米コーニングの高強度ガラス「ゴリラガラス」を使用している。一方でアイフォーン5sと同5cではレンズカバーに、アイフォー
ン5sでは指紋認証センサー部分に合成サファイアを使っている。
合成サファイアの特徴はその硬さだ。
鉱物などの硬さを表す「モース硬度」ではダイヤモンドに次ぐ高い数値を示しており、割れにくく、傷がつきにくい。また、熱にも強く腐食耐性もあることから、航空機や軍
用車両のような過酷な環境の乗り物、あるいは高級腕時計の文字板カバーにも使われている。
アイフォーンの新モデルについては、画面サイズが現行モデルよりも大きな、4.7インチと5.5インチの2モデルが市場投入されると見られている。
ウォールストリート?ジャーナルの今回の報道によると、アップルは十分な量を確保できた場合、合成サファイアを5.5インチモデルに採用する見通し。また同じく今秋登場す
ると噂されている腕時計型端末「アイウォッチ(iWatch)」にも採用する計画だという。
課題はコストと量産体制
ただし、合成サファイアを使ったアイフォーンにはまだ様々な課題があり、現実的に既存素材を使った製品に勝るかどうかは分からないと指摘されている。
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その1つは価格だ。アナリストの推計によるとサファイアディスプレイの1台当たりのコストは16ドル。これに対しゴリラガラスは3ドル。
アップルはこの差を価格に転嫁する可能性もあるが、他社製品との差異化を図るため、自社で吸収する可能性もあるという。もし後者であればアイフォーンの利益率は低下す
ることになる。
もう1つはサファイアディスプレイの量産が難しいという問題。もし生産が滞れば、アイフォーンの需要がピークに達する時期に部品不足が生じる恐れがあると言われている。
さらに、サファイア素材の強度は厚さや切断加工の方法によって異なるため、既存のガラス素材よりも有利だとは必ずしも言えないと指摘されている。一方で高密度のため、
重量が増すというデメリットもあるという。
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アップル、サファイアの生産に巨額投資
ただ、アップルはサファイアの生産に巨額の投資を行っている。同社は昨年11月、サファイア溶鉱炉メーカーの米GTアドバンスト?テクノロジーズと共同で米アリゾナ州メサに
合成サファイアの工場を開設した。
この工場の敷地面積は、約13万平方メートルでフットボールフィールドの20倍以上。アップルはこれを太陽光発電パネルのメーカーから1億1300万ドルで買い取った。
また昨年は、GTアドバンスト?テクノロジーズに対し約5億7800万ドルの前払い金を支払うことで合意しており、4回に分けた最終支払い分が10月末に支払われる見込み。GTはこ
の前払い金で最新の溶鉱炉を用意し、アップルに対し独占的に合成サファイアを供給する。
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アナリストらによると、このアリゾナ工場はフル稼働した場合、世界の約100社の合成サファイア工場を合わせた生産量の2倍を生産できる。アナリストはこうした規模の投資
はまだ誰も行っていないと話している。
サファイア結晶は巨大な溶鉱炉で生成されるが、最終的にブール(boule)と呼ばれる円筒形の結晶ができる。
アップルとGTの設備では、その重さが200キログラム以上になり、既存設備を使ったものより5割以上大きいという。両社はこうした最新設備で素材コストの低減を図り、ガラ
ス素材との差を縮めようとしていると、ウォールストリート?ジャーナルは伝えている。読者の方々にはすでにiPhone5の予約申込を済ませ、入手した方も多いだろう。僕もも
ちろん入手した。
Mapの出来の悪さにはご多分に漏れず失望を隠せないものの、全体的には非常に満足している。筐体の軽さや、反応の良さはさすがにこなれていると思う。
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とはいえ、iPhone5は、iPhone4Sと比べると凡庸な進化に過ぎない、という感想を抱く読者が多いかもしれない。実際にはCPUなどのアーキテクチャが一新され、画面も3.5イン
チから4インチへとiPhoneの登場以来はじめて変更されているうえに、OSもメジャーバージョンアップされているのだが。やはり、ほぼすべての変更点が事前にさまざまなメデ
ィアにリークされていたことが、新奇性を損なってしまったのかもしれない。iPhone5はスティーブ?ジョブズ亡き後のAppleがはじめて出したiPhoneであり、同社の今後の成長
が継続するかどうかを占う重要な製品であるが、マーケティングやブランディング的な観点でいうと、ジョブズ時代のAppleの特徴であった新製品事前情報の完全秘匿による神
秘性を失いつつあるのは悪い兆候かもしれない。
iPhoneはおよそ年に1回のハードウエアアップデートであるが、Android OS搭載機はほぼ毎月どこかのメーカーが新製品をリリースしている。この結果、世界中のスマートフォ
ン市場の60%をAndroidが占め、iPhoneは20%足らずまで追い込まれた。年に一度(最近ではたいてい9~10月)の新iPhone発表イベントは、今後もより衝撃的な印象を世界に
与えていかねばならない宿命にあるといえるのだ。
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しかし、ソフトウエア――特にOSの面でいうと、iPhoneはAndroid陣営をはるかに凌いでいる。iOSの現段階の最新バージョンは5.1.1だが、現在アクティブなiPhone/iPadの70
%近い筐体にインストールされている。iPhone5に搭載される次期バージョンiOS6は既存のiPhone3GS/4/4S、iPad2、新iPadに適用可能だから、またたく間にiOSのバージョンシ
ェアはiOS6がトップになるはずだ。
これに比べるとAndroidは一世代古い2.3が60%ほどで、さらに古い2.2と2.1が合わせて30%を占めている。最新OSである4.0は3%に満たないという。つまりOSベースでみる限
り、あきらかにiPhoneのほうが進化している。
開発者目線でみたときに、ネイティブアプリにしてもWebアプリにしても、Androidは実に難物である。これだけ新旧の複数のバージョンが混在し、それぞれに対応するアプリ
を開発するのはかなりの手間がかかるからだ。
僕はこれまで幾多にわたって、iPhoneこそはハードウエアによって物理的にコントロールされているスマートフォンではない、史上はじめてソフトウェアによってコントロー
ルされたスマートフォンであると述べてきた。iPhone以前に世界を席巻していたBlackberryは物理キーボードを備えていたが、iPhoneは入力デバイスを仮想キーボードにする
ことでスマートフォンの常識を一変した。Androidもまたソフトウエアによって制御されるスマートフォンではあるが、進化速度がハードウエア依存でありソフトウエア依存で
はない点で、まだまだiPhoneには劣っていると僕は考えている。
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iPhoneは年に数回のOSアップデートによって購入した後でも着実に進化するし、その喜びをユーザーに熟知させることに長けている。Android陣営はその点でひどく見劣りして
いる。
