私が開業するまでの経緯ですが、

 

私は、2011年に社会保険労務士試験に合格。

 

その後、大手社会保険労務士事務所、

メーカー工場の総務、

大手会計事務所の労務部と、

資格取得から10年を経ての開業となりました。

 

独立開業した理由は、

・コロナの影響で雇用調整助成金の需要が高まっていた。

・前職の会計事務所にて、独立してもやっていける自信がついた。

・妻がメンタル不調で、家事育児を自分がメインでやらなければいけなくなった。

といったところです。

 

私は2021年の1月に開業しましたが、

2020年に開業していれば、という後悔はあります。

2020年4月以降に雇用調整助成金の特例が導入され、

緊急事態前言、雇用調整助成金の需要増となっていたからです。

 

前職の事務所時代、雇用調整助成金の経験者は私一人だけ。

事務所全体の雇用調整助成金をほぼ一人で切り盛りしました。

問い合わせの電話もものすごい量でした。

 

結局私一人で100件超の雇用調整助成金を申請し、

助成金額はざっと6,000万円はいっていたかと思います。

10%の成功報酬でも600万円。

ああ、この頃に独立していれば!

 

そんなこんなで今なら独立しても、一人でやっていける自信が持てたので、

事務所退職、社労士登録、開業という決意をしました。

 

余談ですが、2020年4月に開業して、1年で1,500万売上の人もいたそうで、

その半分以上が雇用調整助成金の成功報酬だったそうな。

ああ、うらやまし。