・借り越しを軽くする
私たちは神から多くの賜物を受けているのである。
空気、水、日光、衣食住に必要な資材となるべき鉱物植物等などいずれも人間が拵えたものではない。
全て神からの与えられたものであり、授かりものである。
それどころか、吾々の眼耳鼻舌身悉く、神の叡智によって設計され、神の素材によって造られ、神から与えられた恵みである。
それを「恵み」として感謝することなく、それに対して恩返しすることなければ、それだけ自分を借り越しになっているのである。
借り越し多い者は本当に自由になれないのである。まず神想観または祈りによって感謝する事、
それだけでもその借り越しの幾分が支払えたことになるのでる。
次には、神の恵みを人々に伝えること、自分が救われた如く、他の人々を救う仕事に熱心になること、
是に寄って人は負債を軽くしてその人の生命が自由になるのである。