幸せについて  中村遼

幸せとは心で感じるもの。科学は諸々の現象の原因を解明しているだけ。

本当の幸せになるにはどうすればいいか?と言う問題は何が取り扱っているかと言うと仏教である。


科学の進歩で便利になったが幸せかどうかは別問題である。心のような主観的でそれぞれ変わるものは科

学の対象ではなく、物質や運動など客観的で誰が見ても同じように数値化できるものが科学の対象。


古代では、精神的なものと科学的なものは混然一体となっていた。山や川には神がいると。

それが、ガリレオあたりから、数値化できる物体を取り扱うようになってきて、デカルトは物質と精神と

を分けた物心二元論が唱えられ出して来た。


自然や世界を心から切り離して、人によって受け止め方が違う心を無視して、物質や機械的な運動など誰

が見ても同じような数値化できるものだけを取り扱うようにして来た。その方が単純だから天文学や物理

学が進歩して、そのお蔭で便利な生活が出来るようになったが?