今日のメモ

 3年生の子供ですが、漢字が嫌いです。好きになるには?

 作家の遠藤周作さんは、数学が嫌いでテストでは白紙で出していました。
 兄が、間違ってもいいから必ず何か書きなさい。と言われました
 有る時、いつものように白紙で出そうとした時、フト兄の言ったことを思い出しました。
 その問題は「三角形の内角の和は180度である事を証明せよ」というものでした。
 遠藤さんは、「そうである.全くそうである。僕もそう思う」と。
 その答案を見たお母さんが「貴方には妙な才能があるね」としみじみと言ったそうです。
 数学と漢字の違いはありますが、子供の潜在意識の中にどんな想いがあるかがカギとなります。
 兄から言われた言葉がフト浮かんできて答案を書いた。
 その答案をみたお母さんが「妙な才能があるね」としみじみと感心した話です。
 これを参考にすると
 先ずお母さんのこころの中から息子の漢字嫌いという意識を取り払い「息子は漢字が大好き」と思い続けます。
 書けた漢字を褒める。間違いは訂正する。と言う行為を唯し続けるのです。お母さんの潜在意識の想いが子供に影響します。
 お母さんの中に少しでも「またか違えている。この子はやっぱり苦手なんだ」と言う気持ちが有ると
 「~才能があるね~」にはなりません。
 子供自身が得意とするものはおしみなくとほめましょう。どんな才能が潜んでいるか未知数です
 どんな花を咲かせるかと楽しみにしながら子供自身の自己肯定感を育てていきましょう。