生命の教育 5月  仕付け

・仕付けの目的・意義・時期

 仕付けの目的は、教育の目的の中に含まれ、教育の目的は人生の目的の中にふくまれます。
  
 教育の目的は、人間に内在する神性・仏性・無限の可能性をこの現実世界に顕す事ですあり、神の生命 をこの世に顕すことでもあり、神がこの世に現れた生活をすることです。ですから、仕付けの目的は神 がこの世に現れたように、人間の生活をあらしめることです。

 「神は愛なり」と言いますから、しつけの目的は秩序ある生活が出来るように、また、人と人との間に 愛が現れるように、なめらかな生活が出来るように教育する事が仕付けの意義であります。

・しつけはし続けるがつまって「しつけ」となったもので日常の生活の中で善い習慣を作っていき、よい 性格形成に導いていくことです。

・仕付けの問題が切実になってくるのは、多くの場合
 子供のなす事が思い通りにならない、勉強はしない、反抗はする、礼儀作法ができてないなどなど
 こうゆう事が起こるのは、突然そうなったのではなく、
 そうゆうように、そうなるように仕付けてきた結果なのです。

 昔から三つ子の魂、百まで
 胎教も大きな影響が有ると言われています。
 しかし、「生命の教育」では、常に今が始まりです。
 失敗は失敗ではなく、それは教訓であり、新しい人生の出発点なのです。