ガンのセルフヒーリング 第二章

・私は人間の精神力の強さや勇気に驚かされます。

 病状がとても重く、落ち込んでいるはずの患者ですら、自分の中に希望の輝きを見いだしていました。

 ほんの小さな希望の火種さえあれば、大きな炎はいつでも燃やせる野田と言う事を私は学びました。


・これまでの私は、死ぬのを待っているだけだったと言う事に気がついたのです。

 何時自分は死ぬかは問題じゃないのです。私がしなければならないのは、

 今を生きることだったのです。だって、私が明日バスに引かれる事だってあるのですから。


・主体的に健康に取り組んでいる人の体内では、病気に対する防御力が動いて、

 身体の治癒力が活性化されます。


・身体の免疫力を低下させる化学療法に頼らず、

 自分自身の備わっている自然治癒力で治したいと考えている私にはこの本は真の救いの神でした。

 また自分でガンを克服出来ると確信しました。


・私にとって、ガン=死ではなく、がんは生きる力を与えてくれました。

 そして、人生の本当の意味を教えてくれました。

 さらに自分のガンは心の病気と関連が会ったことに気付きました。

 回復したいという気持ちが患者本人に湧いて来なければどうする事も出来ません。


・ガン患者の多くは、発病前の2年間になんらかの精神的な傷を受け、

 絶望感を経験している事を証明する例が多くあります。

 心の奧の隠された部分から湧いてくる考えや感情は、次第にその人の存在全体に影響を与えていき、

 突然、生きている理由がなくなったように感じてしまうのです。

 このような変化は外からは気づけません人によっては自分の感情を心の奥に閉じこめてしまうため、

 自分でもその存在に気づかないことが多いのです。

 生きようとする医師を持たない人が回復する事は不可能です。どんなに多くの治療を医者が施しても、

 玄米療法や体操や瞑想をどれだけ続けても、家族や友人の励ましがあっても、

 それだけでは何も変わりません。

 患者自身が生き続ける事を選択して初めて健康を取り戻すための旅に出発する事が出来るのです。