ダイヤ号

・ 今、改めてダイヤ号№1を読み返してみて、持って帰ってきた時の事を思い出して苦笑しています。

 その時は、4年生のこの1年間は、どんな一年になるか、今までとは大きく変わる様な不安が一杯でした。

 宿題の件、ドリルの件、連絡帳の事など、しっかりしている子供さんはいいけど、内の子供は、でもその不安も少しづつ薄らいで行きました。自主性という面について、形として現れやすいというドリルでこの一年間を思ってみますと、

 この一学期は案の定しっかり残して夏休みを迎え、暑い中を面白半分に登校いていました。そのうちに段々人数が少なく成ると、少しあわてた様です。そして終わり頃にはすっかり焦っていました。

 2学期は、夏休みの薬が効いたのか冬休みまでに何とか終わろうと、残った日数を頭にいれる事を覚えたらしく数えながらなんとか間に合った様です。

 そして、3学期現在、まだ一冊は残っていますが、なるべく早く終わらせようと頑張っています。ドリルの事一つとって考えてみましても、やはりゆくりながら自主性ができてきたように思えて喜んでおります。

 もう一つ、この1年で変わってくれて嬉しく思っていることは、人に対して自然に優しくするように成ったことです。これはほぼ満足な日々が送れてき、持ちにゆとりができたからではないかなあと思います。

 問題の点もまだありますが、その方にはあまり目を向けず、「自主性」「優しさ」の芽が出来つつ有る事を素直に喜び、延ばしていって欲しいと願っております。  

                                    河野清香