鹿鳴館で有名なジョサイア・コンドルの設計した、
旧古河邸 に行って参りました^^
《黒画廊》

場所は駒込から歩いて10分のところ。
せっかくならバラの季節がいいと、リア友と
何の下調べもせずに行ったところ・・・・・・・

屋敷内の見学は事前に往復はがきにて申し込み!?
そんなの聞いてない(←調べろよ;;)wwwwwww

で、受付に確認したところ、この日は先着6名まで
当日でも入館できるとの事。

先着って?って聞いたら、
建物の前で並んでてくださいって言われたので、
誰も並んでなかったけど、2人で待ってみました。

だいたい40分くらい待ってたら、後ろに10人ほど
列が出来てる;;;;

これ、入れるのかなって思ってたら事前申込の方と
一緒に全員入れてもらえました^^


中は本場英国の建物に比べるとこじんまり。
コンドルさんの晩年の設計とあって、かなりシンプルな
作りだったのですが、大正6年の当時の大財閥が自宅
として建てただけあって、なかなか素敵な建物でした。

戦後はGHQに接収され、独身寮として使われた後、
調度品は彼らがアメリカに持っ帰っててしまったらしい;;

それからは誰にも使われず、近所では評判の
お化け屋敷と化してるところを、平成になってようやく
修復の手が入り、18年に文化財に指定されたそうです。

接収された屋敷のご多分に漏れず、GHQは壁を
白ペンキで塗ったくって使っていたそうですが、
雨漏りもするほど荒れてた屋敷は、そのペンキの下から
当時の壁紙が出てきて、近いものを復元できたとか。

何が幸いするか分らないものですね^^



調度品は持ち去られてしまっており、当時のものは
少ないのですが、建物としては今では見られない
立派な木材や壁面や天井の彫刻、ちょっと変わった
和室などが見られます。

今の時期、窓からは心地よい風が入り、
バラの咲く庭園を眺めながら1時間の解説。

冷暖房設備がないらしいので、時期などは制限される
そうですが、中で結婚式も出来るそうです^^

当時、お客様用のダイニングルームとして使われてた
とこなんかで、希望者はちょっとしたお茶もできるので、
なかなか素敵でしたよ^^
《黒画廊》

建物の維持費分上乗せってガイドの方が仰ってましたが
お茶とケーキで1200円くらいだったので、場所考えると
けっこうお手頃^^

ちなみに入園料150円で入館料は525円。

バラ園は5月ごろが盛りのようですが、今の時期が
人が少なめでいいそうです。

《黒画廊》

《黒画廊》

《黒画廊》

《黒画廊》
↑この可憐なバラはアンジェラ・・・・・・・


閑散期はまるで自分の家のように解説聞けるそうなので、
次回の旧岩崎邸はそんな時期にしようかな^^