まだ、会社に籍のあった僕は、早速契約へと向かいました。とりあえず免許証、印鑑を持っていきました。選んだのは無人契約機です。今思えば、やはりどこか後ろめたさがあったのでしょう。機械の前での契約は本当に簡単で、危機感など何処かへ飛んでしまい、寝酒のような安堵感を覚えました。
幸い、一応会社員ということでお金を手にしました。最初は30万だったと記憶しています。しかし、このときぬかるみに片足取られていることに全く気がつきませんでした。
療養中の僕は、食事もほとんど取らずに寝て過ごす(と、いっても不眠症で眠れませんでしたが)という毎日でした。通院もはじめ、薬も飲んでいたのですが症状が良くなることはありませんでした。
