Q1. バイクをユーザー車検で受けようと考えているのですが、自賠責保険に加入していなければユーザー車検を受けることができないのでしょうか?
A1-1. 不可能です。
車検を受ける際には次の車検までの期間をカバーする自賠責保険の加入は必須となっています。
ユーザー車検どころか通常のディーラーなどで依頼する車検についても自賠責がなければ不可能です。
車検場でも自賠責保険の加入手続きを受け付けていますのでそちらで契約を行ってください。
A1-2. 正確には自賠責保険に入っていなければ車検を受けることができないというわけではなく、車検の有効期限を満たす自賠責保険に加入していなければ、車検の有効期限が延長されない、ということになります。
その為もし車検を受けることができたとして、検査に合格したとしても、車検の有効期限が延長されませんから、実質的には不合格になったのと同じことでしょう。
その為、車検の手続きを行う際に、自賠責の有効期限が車検の有効期限を満たしていない場合、受付の時点で拒否されることとなります。
Q2. ガソリンスタンドで実施している車検代行とユーザー車検では、かかる費用についてはどの程度差が出てくるのでしょうか?
ユーザー車検については、費用は安く済むということは言いますが、スタンドで車検の代行を依頼した場合でも、その手数料はおよそ15,000円程度で実施してくれることころがほとんどです。
実質、差額となるのはこの手数料の15,000円ほどのみになるのでしょうか?
もしくはこの箇所に不具合があったということで難癖を付けて、余計な修理が行われて手数料以外の整備費用なども支払わなければならないことになるのでしょうか?
私は普段ユーザー車検で受けているのですが、手数料だけで済むのであればスタンドに依頼しようかと考えています。
宜しくお願い致します。
A2-1. スタンドや整備工場に関わらず代行費用だけで済むということはまずあり得ないと思います。
何かしら整備や交換を行って儲けを出さなければならないのでしょう。
ですが、必ずしも難癖ということでもありません。
車検を通した後も安全に走行することができるようにする為の予防であり、余計な費用ということではありません。
自分で全ての整備・修理や交換を行えるというのであればユーザー車検でも問題ないでしょうが、どこかで必ずプロの手を借りなければならない場面はあると思います。
A2-2. 点検整備、修理や交換を行わなければ差額となるのは代行手数料だけでしょう。
また、代行手数料として実際に利益となる額は数千円ほどにしか儲けが出ないということも聞いたことがあります。
ちなみに整備を本業としておらず、本当に車検を通すだけの代行専門の業者も存在します。
OKWave 車検 京都