平昌オリンピックが閉幕しました。

当初は北朝鮮と、それに迎合する韓国・文在寅政権の、「民族融和ごっこ」があまりにあざとすぎて、極めて醜いという感じで見ていました。

 

金正恩の妹に、あたかもかしずくかのような文在寅。

アイスホッケー南北合同チーム「コリア」も、五輪予選に出場すらしていない北朝鮮の選手を加えたものであり、五輪ルールを曲げるものでした。

ナチスドイツのベルリン五輪以来、オリンピックの政治利用は繰り返されてきましたが、今回もまたか、という白けた感じで見ていました。

 

しかしそれを吹き飛ばすような選手たちのフェアプレイや、死力を尽くして戦った相手をリスペクトする態度は素晴らしかった!

 

18日行われた平昌五輪スピードスケート女子500メートルで、失意の2位に終わり涙を見せた韓国の李相花(イ・サンファ)に対し、近寄って優しく声を掛けた小平奈緒に欧米メディアが賛辞を贈った。

 「過去2回の五輪チャンピオンに小平が気遣いを見せた。真のスポーツマンシップを発揮した」

 

 

カーリング女子でLS北見の日本が初の準決勝進出を決めた。

サード吉田知那美(26)はインタビューで涙を流した。「私がしっかりしていればいい展開になると思って氷に乗っていたんですけど…」。インタビュー中にスウェーデンチームが背後を通り、吉田知はすぐに相手メンバーと抱き合った。しばし、中断して余韻に浸ってインタビューに戻ると「失礼しました…」と照れた。

 

 

 

 

羽生とフェルナンデスは共にブライアン・オーサーコーチの門下生であり、五輪や世界選手権で戦うライバルだった。

 

「僕は金メダルを取った時に泣いてしまったんですけど、涙のスイッチが入ったのは、彼のメダルが確定したからだというのもあります」

そして羽生の金メダルが決まった時、2人は抱き合った。羽生は泣きながらフェルナンデスに「あなたにチャンピオンになってほしかった」と語ると、銅メダルに輝いた男は「王者は一人だよ」と語り、これが最後の五輪だと告げた。

 

 

国境を越える友情とスポーツマンシップに感涙です。

 

そして我が国は冬季五輪過去最多のメダル獲得!メダルが全てじゃないですが、やっぱり選手たちの努力が報われて、笑顔で終わって欲しい。そういう場面が多く見られて、感動的な大会になったのは良かった。

 

 

25日の平昌五輪の閉会式で、韓国と北朝鮮の選手団が別々に入場行進を行い、韓国選手は北朝鮮選手とは違って朝鮮半島が描かれた「統一旗」も掲げなかった。「大会中に両国間で問題が生じ、関係が悪化した」との憶測を呼び、韓国政府が火消しに追われている。

 

所詮は見せかけの融和か。お祭りさわぎも一段落し、再び政治の季節を迎えます。韓国世論もそろそろ文在寅政権の正体(親北極左)に気がついたのではないでしょうか。韓国国内で弾劾してくれるといいのですが。とにかく当面、日米は、しっかりと韓国の手綱を握りながら、北に対して妥協なく核放棄の圧力をかけていかなければいけないと思います。