まもなく日本国憲法施行70年ですね。施行以来一度の改正すらない憲法は、世界的に見ても稀ではないでしょうか。
本来憲法改正を目的に結党された自民党ですが、長い間改憲議論をサボタージュしてきました。朝日新聞やNHKらリベラル勢力の顔色を伺っているうちに、70年経ってしまったのねw
個人的な憲法改正願望
①数年前の自民改憲案で、中曽根元総理が書いた「前文」は素晴らしかったので復活して欲しい。

②9条は最大のテーマだろうが、部分的改正でいいのではないでしょうか?つまり「平和主義」や「戦争放棄」はそのまま尊重し残す。ただし現実と矛盾する「戦力不保持」は削除。現実に存在する自衛隊を憲法上明記する。自衛軍に名称変更(自民案)するのを左翼が嫌がるなら、別に自衛隊のままでいい。ただし中味はしっかりして、自衛官が不利益を受けないようにして欲しい。
③96条の憲法改正要件はハードルが高いですね。70年改憲不可能だった要因ですが。私案では両議院の総議員の3分の2で発議は、そのままで変えないで、むしろその後の「国民投票」を廃止してほしいですね
直接民主主義は、現代政治においては混乱を招くだけの無用の存在だと思う。
それは数年前に大阪都構想の住民投票見て、本当に馬鹿馬鹿しいと思ったから。一体何人が大阪都構想の中味を正確に理解して投票したんでしょうね?どっちが正しいかなんて庶民には判断がつかないよ。橋下さんが好きか嫌いかで入れるしかないんだから。複雑な政治判断なんて突然言われてもキツい。本来そういう時のためにプロの政治家を代議士として選んでるんだから、議会でちゃんとまとめて欲しい。そして昨年、直接民主主義の混乱を、イギリスでもアメリカでも露呈しました。
情緒と扇動に流されがちな「国民投票」は、脆く危うい政治手法であるのは明白。
そういう意味で、96条の国民投票条項は削除すべきかと思いました。