それからは家とスーパーの往復。たまに旦那を駅まで迎えに行ったり、職場まで送ったりと取ったばかりの免許大活躍。旦那の金で取らせてもらったので何も言えないけど、私の免許って旦那の送迎のために存在してる……?と思うほど。雨降ると送迎。雨降ってなくても寒かったので送迎。毎日送迎。私健気。

家ではトド。
家事はまあ最低限はこなすけども。
ほぼ常にゴロゴロ。トド、脂肪を蓄える。
冬なのにこれから冬眠するのってくらい食べた。
つわりはなかったけど、とりあえず塩気があるものが食べたくて旦那を送った帰りにドナルドさんのお宅訪問してポテト買いに行くことが増える。
デブまっしぐら。

妊娠中の体重増加は7~12キロで抑えるようにと指導されていた。最終的には13キロ近く増えてしまった。トドからゾウアザラシに昇格だ!

妊娠5ヶ月で仕事を辞めてすぐは問題なく成長しているみたい。
その頃には胎動も感じ始め、月一の検診でドキドキしなくても生きてるんだなと実感できるようになっていた。

性別がわかったのは6ヶ月の終わり、23週だった。

旦那は娘が欲しい!!!!!と結婚前から言っていた。
確かに男の子は怪獣のごとく暴れ回るイメージがあるので手綱を握っておくのが精一杯という。更には男兄弟が居ないため、男の子を育てる想像が全くできなかった。

その日は、いつもの先生ではなく、詳しく超音波で見てくれる専門の先生の診察を受ける日。
性別は?と聞かれ、まだ聞いてないんですと答えると、知りたい?と言われ、旦那と顔を見合わせる。
はい。
じゃあ、見えたら教えるね。

ドキドキ。

血液の流れがカラーでモニターに映し出される。
いつもより長くエコーをされている。
そして、運命の瞬間。

これとこれが太ももね、で、これがお股。
うん、付いてないね。女の子だと思います。

旦那の顔を見ると、エコーに釘付け。
後に聞くが、エコーはさっぱりだったらしい。
けど女の子と聞いて、ゆっくりとニヤけていた。

念願の女の子。男の子の育児も興味はあったが、やはり女の子で良かったと思った。
と言うよりも、旦那の希望通りになったのが嬉しかったと言った方がいいかな。

そこから、帰宅して名前を考え始める。
女の子希望だったこともあり、候補はたくさんあった。
読み方は決まっていた。あとは漢字を考えようという所で女の子と判明。男の子だったら少ない候補から選ばれてたのかもしれない。

でも、旦那が突然、違う候補を出てきた。
のちにその名前がこの子の名前になるのだが。

女の子と聞いた当日、今まで出していた候補を押しのけ、ポンッと出た名前がしっくり来た。

漢字は旦那がこれがいいと言う。
見た目はかっこいい。
けど画数が……
うーーーーん。

産まれるまで漢字は保留させて、と私はお願いした。

性別がわかるまでベビ子と呼ばれていた子はその日から名前で呼ばれ始めた。

ベビ子よ、君の母はポテトばっかり食べるトドである。
すまない。もう少し食生活に気を配るから。

我が家では妻より夫の方が食のバランスを考えてくれるのであった。

次回、ついに臨月