すっかり忘れてましたこのブログ(笑)
最近プロスピa用のtwitterアカウントを作ったので紐つける感じで再開していきます。
カープ的にはちょうど菊地選手の残留が決まるというビッグニュースがあったので、3選手の契約内容と税金を考えてみようかなと思います。
菊池選手
3億4年
會澤選手
2億3年
野村投手
1.2億2年
野球選手はすごい。。。。
菊池選手の3億円というのはサラリーマンの生涯賃金より多い金額になります。でも短い期間にたくさん稼いでしまうと税金がめちゃくちゃかかるって知ってました?もちろん人によりますがスポーツ選手の稼ぎ方は税金的にはめちゃくちゃ効率が悪いんですよね。
【 野球選手の場合 】
生涯賃金がだいたい2億らしいので、仮に年俸2億の野球選手としましょう。
年収2億にかかる所得税率は最高税率の45%。この他に住民税や消費税などもかかりますし、経費控除などをしますが 、ややこしくなるので単純に数字を出してみます。
2億の45%は9000万円。
きゅうせんまんえん。
すげー。個人事業主の確定申告は一発勝負(別に勝負はしてない)なので、9千万まとめて払います。嫌やろうなぁ(笑)
【 サラリーマンの場合 】
一方サラリーマンの場合、大卒だとすると22歳から65歳までの43年で稼ぎます。2億を43で割ると平均年収約465万円になります。465万円にかかる所得税は20%なので、93万円。43年間で約4千万円です。(こちらも各種控除がありますがここでは無視。人によって違うし)
【 差額 】
9000万円 ー 4000万円=5000万円
野球選手のほうが5000万円も多く税金を払うことになります。
引退後年収がゼロになっても返してくれません。
高額年俸の野球選手は使う金額も多いでしょうし、引退後破産してしまう人が多いというのも理解できます。
【 経費控除 】
税金の%は使った経費を差し引いた後残った金額にかかるので、バットやグローブ、車などの金額は経費計上することで支払う税金を抑えることができます。
「どうせ税金で持っていかれるなら」
がスポーツ選手が高級車に乗るモチベーションになっているのは間違いないかなと(笑)