ローゼル
「おにいちゃんおはよーー」
エンゼル
「おはよ〜!!✨️」
ローゼル
「おにいちゃんニコニコだね、いいことあったの?」
エンゼル
「まあね〜!✨️」
ボクは今とっても元気!!!!
なぜならミニーちゃんと仲直りしたから!!!
お昼の授業が終わったらミニーちゃんと一緒に遊びたいなー!
こうしてエンゼルとミニーは何日も一緒に遊びました
数日後
おべんきょう〜〜〜
お昼はやっぱり学校で勉強だよね〜〜〜🎶
ローゼル
「いつもは勉強しないくせに」
エンゼル
「ローゼル君?!いつの間に?!」
ローゼル
「おにいちゃん、最近いい事あったんでしょ。ずっとるんるんだね!もしかして好きな子出来たのー?」
エンゼル
「え???好きな子なんていないよ!!」
ローゼル
「嘘つきは龍騎士になれないよー!ぼく、知ってるんだから✨️」
エンゼル
「嘘じゃない!!知ってるって何を知ってるの?」
ローゼル
「よくパパの事を話す女の子の事だよ」
エンゼル
「?!」
言い終わりローゼルは走り去っていった
よくパパの事を話す女の子?
それってミニーちゃんの事だ……
ローゼルくんはボクの好きな子がミニーちゃんだって言いたいの?!?!
ボクがミニーちゃんのこと好き?!?!
こんな事、1度も考えたことないよ、、、
ボクはミニーちゃんのこと、好きなのかな……?
???
「あの、エンゼルさんですか?」
エンゼル
「?はい、ボクはエンゼルだよ」
???
「良かった〜合ってた✨️おねえちゃんが言ってたカッコイイ子ってあなたなのね」
エンゼル
「カッコイイ子?!ボクカッコイイんだ?!」
おねえちゃん??
シンディ
「私はシンディって言うの、ミニーおねえちゃんがよくエンゼルさんについて話すから、1度会ってみたくなったの」
エンゼル
「ミニーおねえちゃん??!シンディちゃんはミニーちゃんの妹なんだね!」
シンディ
「はい!!私たちのママは近衛騎士隊に入っていて龍騎士様についてのお話をたくさん話してくれるの!おねえちゃんはそのお話が大好き!」
エンゼル
「だからミニーちゃんは龍騎士が大好きなんだね。カッコイイからボクも気持ち分かるよ!」
シンディ
「あとね、おねえちゃんが遊んでくれてありがとうってエンゼルに感謝してるの、エンゼルさんは優しくてカッコイイって」
エンゼル
「え?!」
ミニーちゃんがボクのこと優しくてカッコイイって思ってくれてるの???
なぜかとても嬉しい気持ちになった
シンディ
「このことは内緒ね!おねえちゃん恥ずかしがり屋だから代わりに私が伝えておいたよ✨️不器用なおねえちゃんと仲良くしてもらって私嬉しいよ!」
ミニーちゃんは確かに不器用だ
ボクがミニーちゃんと知り合ったきっかけもミニーちゃんとぶつかったからだったっけ……
でも、こういう不器用なところも好き……
?!
ボク好きって思った
ボク、ミニーちゃんのこと好き??!?
分からなくなってきた、ボクはミニーちゃんの事が好きなの??
シンディ
「そうだ、おねえちゃんもうすぐ成人するから、おねえちゃんの成人式見に行ってあげてね✨️」
エンゼル
「え?」
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ミニーちゃんってボクより年上なんだ……
もし、ボクが本当にミニーちゃんの事が好きでも
ミニーちゃんはボクより先に成人する
生徒と青年の間の差は大きい
ボク、、どうしたらいいのか分からないよ