カーティが始まるちょうど一年前に
夫の癌の再発を宣告されました。
今できる治療は2つ
放射線治療と抗がん剤
それか、治験のカーティ療法
私達は、治験を選びました。
神経質な夫は、個室希望だったので
治験で治療費をうかせて、個室料や
病院食にウンザリしてるので
差し入れする食事代などにかけたくて
あと、最新の薬で
とうとう治る!ってしたかったのです。
12月にカーティ療法
治験が始まりました。
8月末から、事前に何度も抗がん剤をうち
それからカーティーが始まるのですが
医師は、この療法で日本で有数の医師で
安心してお願いしていました。
副作用がかなりキツイとのこと。
以前もかなりキツイ治療は何度も経験してきた私たち。一番キツかった時のことを思い出したりして、
うわー!副作用は怖い
その時も夫は、医学の進歩がなければ
このまま死んでしまう感じでしたが
想定内です。
ここから癌だけ死滅させて
でも、ちゃんと夫を救ってもらえ
あぁ、すごいんだな、
医学の進歩ってすごい!
そう思って治療を終えたのを思い出し
キツイって、あれよりキツイなら
相当だな、
でも、救ってもらえる!
医学の進歩ってすごいんだ!!
今度こそ、夫の癌は消滅するかもー!
私も夫も、迷いなく
その治療を選びました。
夢の治療のような気がしてました。
カーティはたった1日点滴をするものでした。
夫は、全く元気そのもの。
普通は、この辺りから高熱が出て…
という時期にも
夫は元気で、味覚障害もなく食欲もあり、
平熱。
医師たちも、回診するたびに、
いやー、そろそろくるんですよ、
とか言うのですが
全然。変わらないまま。2週間くらい、
元気な元気な癌患者でした。
医師は
『こんなに副作用がない例も…あるんですね、』
ということになり、元気に退院したんです。
退院して、
数日おきに、こまめに通院をします。
白血球が下がり始めました。
それは、今までの抗がん剤でも
よくあり、
『あぁ、やっぱりさがるよね、』そんな感覚。
12月なので、
コロナや、インフルエンザも流行っていて
気をつけていました。
退院して10日後くらいかな
2度目の通院の2日前
38度の高熱が始まりました。
すぐに病院に連絡しようといいましたが
土日で、月曜日、どうせ通院だから
その時に、と
夫が言いました。
忘れもしない12月11日
血液検査で、夫の白血球の数値は
どんどん下がっていて、
熱もある。このまま入院しましょう、と医師が言って、
あーあ、熱があったから
シャワーだけで
ゆっくりお風呂にも入れなかったね、なんて言って
夫の最後の入院が始まりました。
つづく