糖尿病予備軍と診断されて「これからは、血糖値を上げにくいと言われている低GI値の食品を選んで食べねば…」と間違った認識を持っているオッサンに出会った。
仕事上、いろんな人と雑談は必要ですが、拙者の守備範囲の話題になりアホで痛い認識を繰り出されたので、心の中でそっとプゲラしてあげました。
業務とは関係ない話題で認識を押し付けるのはNGなので。
オイラ、糖毒馬鹿程認識の押し付けに病的になっとらんわw
GI値一覧(あいうえお順)はこちら
これによると、
精白米は84
玄米は56
納豆は33
コーラは43
日本酒は35
よく角砂糖〇〇個分…なんて滅茶苦茶な比喩で悪者扱いされる、糖質の塊の代表であるコーラや日本酒は納豆並みの低GI食品なんですねぇ。
言うまでも無いことですが、
納豆のみ単品で食べた場合とコーラのみ単品で飲んだ場合の、食後2時間までの血糖値の上昇は全然違いますし、当然血糖値MAXの値も違います。
GI値の算出方法を理解しておかないと、コーラは健康に良くないから避けても、野菜等で食べたことが無い未知なる食材(?)がGI値が低いからって無暗に食べてしまうと、体内でとんでもない事が起きてしまうんです。
具体例があります。
家での朝食を抜いて、通勤途中に菓子パンとコーヒー牛乳で朝食をすますサラリーマン。体内ではその人達とおなじことが起きています。
振り幅が激しい血糖値スパイクがね。
そういう人たちが、職場内でイライラしているのを何度も目撃していますから間違いありません。
糖質の塊の甘い液体は、摂取するといきなり血糖値MAXになり、その反動で短時間の内に低血糖状態に陥りるのです。
なのにコーラとか糖質ジュース類は軒並みGI値が低いんです。
その理由、数学、というか幾何学を専門にやっている人は理解出来ると思います。
専門的にダラダラ書くことになるので、ここでは割愛します。
逆に、GI値の間違いを利用して、糖質の摂り過ぎを防ぐ事も出来ます。糖尿病患者は摂るならパンより白米、なんですね。
菓子パンにコーヒー牛乳とか、
そんな朝の生活を続けていれば、糖尿病リスクを増やすだけです。
起床後に忙しいからと朝食を抜くのは、全くいい事がありません。朝食を摂ってしまうとガンが進行してしまうような爺さん等、拙者は知りませんがね。