こんな事が許されるのか、神をも恐れぬ仰天判決です。
一番怖いのがこんな判例が出ては今後100人以上の死者が出ても無罪なんだと鉄道各社が当たり前のようになってしまう事。
毎日のように繰り返される人身事故、それは鉄道員にとっては日常の出来事。怖いですね。
そんな事故に対してほとんど改善しようとしないのが鉄道。
ホームは全てゲートをつける。踏切をなくす。線路に侵入できないようにする。
そうすればほぼ事故はなくなるはずでは?
安全一番といつも唱える電車の車内放送の安全ってなんなのでしょうか?
人の命ではないのか? それとも鉄道会社責任者の安全なのかしら?
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20120111-00000057-jnn-soci
>乗客160人の命を奪った、あの脱線事故。鉄道会社の幹部の責任が問われましたが、裁判所の判断は「無罪」でした。福知山線の脱線事故の裁判で、神戸地裁はJR西日本の山崎正夫前社長に対し、「事故は予測できなかった」などとして無罪を言い渡しました。
午前10時。神戸地裁で注目の判決が言い渡されました。
「主文、被告人は無罪」。
遺族にとっては、思いも寄らない判決。傍聴席からは「えー?」という声が漏れ、裁判長の顔を見返す遺族もいました。
2005年4月、兵庫県尼崎市のJR福知山線で快速電車が時速115キロの猛スピードでカーブに突っ込み脱線。乗客106人が死亡しました。
検察は、現場カーブの危険性を認識しながらATS=自動列車停止装置の設置を怠ったために事故が起きたと主張。JR西日本の前の社長、山崎正夫被告(66)は、急カーブに付け替えられた当時、安全対策の最高責任者で、検察は業務上過失致死傷の罪で起訴しましたが、山崎被告は無罪を主張していました。
11日の判決で神戸地裁は、「JR西日本の安全対策は、大規模鉄道事業者として期待される水準に及ばないところがあった」と組織の問題点を指摘する一方、「個人としての山崎被告が、現場カーブの危険性を認識していたとする証拠はない」として、無罪を言い渡しました。
「ひどい、不当判決だと思います」(長女を亡くした藤崎光子さん)
「事故が起きて誰かが亡くなったり、誰かがけがをしない限り、極端に言えば何もしなくていいんですよという判決なんで、とてもじゃないけど納得できない。子どもにどう報告していいかもわからない」(二男を亡くした上田弘志さん)
乗客106人の命を奪った責任は誰が負うのか。遺族の1人は「検察には、負けることなく絶対に控訴して欲しい」と話しています。(11日16:50)
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