今日はね、これから老後を考える時に、
暗くならないように、これをおすすめ!
寅さんの最新映画であり最後の映画!
今の時代はね、熱い人ってダサいじゃない。
クールに生きるとか、シンプルな生活とかが
良いとされてるじゃない?でもね、
コミュニケーションの温度が高い人を
ダサいとか、無駄な動きとか言ってるけど、
今後の老活を楽しくするために、ぜひ、
この映画を見て、一昔前の人の暖かさとか、
人情って言葉の大切さを
思い出してほしいのよね」
「寅さん好きっす!去年のお正月に
第1作とか、吉永小百合とか
浅丘ルリ子の出たやつとか、
一気に放送してて、みてしまったっす!」
「あら、ミケちゃん!
すごいじゃない」
「今見ても面白いですよね!」
「あら、マズル刑事まで」
「断捨離とかが流行ってだいぶ経つけど、
付き合いも無駄を省いた人間関係とかで、
いろいろ切り捨てるのが、シンプルで素敵、
かっこいいと思ってるなら、たとえば
寅さんみたいな人が家に訪ねてきて
お節介焼いてきたら発狂するぐらい
ウザいって思うのかもww」
「だって寅さん大好きのわたしでも、
例えば、年末の断捨離の途中で、横に
人情大好きな寅さんが来て、ああ、
それ捨てちゃうのかい?そりゃさぁ、
あんたにとっちゃ、破れた汚い手袋かも
しれないけどさ、それはさ、母ちゃんが
自分のセーターをさ、解いてさ、
あかぎれの手でさ、夜鍋してさ、
編んでくれた手袋じゃねえのかい。
とか言われちゃったら?」
「さらにさらに、寅さんもどきは言うわ。
初めて買ってもらった外国製のかっこいい
ビスケットの缶にさ、ちゃーんと入れてさ、
30年も残しといたんじゃねえか、
断捨離のコーディネーターが
三年身に付けないものは捨てろだって?
身に付けるとかつけねぇとかじゃねえだろ?
こいつはね、かあちゃんの愛そのものじゃねえか
捨てるなんて言ったらお月さん様も泣くよ。
とか、いわれたら!どうしよう、、
ねえ、せっかく片付けようとした部屋が
片付かなくて、いらいらしてしまう」
「はぁ、、」
「長いっす、寅さんの妄想話、、
長いっす、、、」
「てか、たまさんの
一人芝居についていけない」
「まあ、そんなことは置いといて、
今回の映画、お帰り寅さんは、
亡くなった渥美清さん演じる
寅さん映像を使いながら、寅さんファミリー
総出で撮影した、寅さんのいない寅さん映画。
寅さんはいないんだけど、昔の映像満載で
まるで寅さんも現場に来て撮影したみたいに
出来上がっててね、、あ!そうだ!
この映画を見てない人に
サクッと内容をご紹介するわ」
「お願いしますっす!」
「やっと聞けるっす」
「いくわよ。今回は寅さんの甥っ子、
つまり、さくらの息子の満男のね、
妻の七回忌に一同が集まり、法事の後は、
昔話でもりあがるってとこから
お話ははじまります。」
「たいていの法事がそうなように
親戚が集まればそこにいない人の
話題が出るわね。今回も寅さんは、
そこにはいないんだけど、みんな集まって
寅さんの話が出る出る」
「あはは」
「で、回想シーンの寅さんが始終出てて、
時には合成して、現代に寅さんが
いるかのごとく映画は進行するの。
今の現状を説明すると、満男は長年、
会社員として働いてたんだけど、
仕事の合間をぬって執筆していた
小説が評価されて小説家になってるの」
「じゅんが小説家に!」
「いや、じゅんは、吉岡くんの
北の国からの、役名よ。一緒に
なってない?!」
「ああ、、」
「でね、映画の中で、作家の満男は
本のサイン会を開くの。
その中に満男の初恋の相手
イズミ(後藤久美子)がいたのよ」
「おお!再会っすね?」
「二人はデートしたりして
いい感じなんだけど、そこはそれ、
さすがに寅さんの甥っ子だけに
幸せにはなれない流れ、、
イズミには旦那さんがいて、
結局、満男は独身のままでラストよ」
「ええ?」
「あら、ネタバレじゃない!と思った?
いやいや、今夜は老活映画だから、
そんなことはどうでもよくて、
お話したいことは、
寅さんのような生き方についてなの」
「ああ〜!」
「わたしは、もし現実社会で
寅さんに出会っても、惚れたとしても
絶対結婚したりしないわ。
寅さんの奥さんにもなりたくないし、
寅さんの子供にもなりたくない。
じゃあ、寅さんを嫌いなのか?と
問われたら、寅さんは大好きなのよね、
寅さんはね、今の世の中で
無くなっていきそうな、あったかくて、
お節介なおっさんなのよ。」
「老活映画のご紹介の時のテーマは
仕事とわたしとか、夫婦とは、とかね、
歳を取った時の、自分の理想の生き方や
お手本にしたかったり、うらやましかったり、
そんなお話をしてきたけど、
寅さんの映画を見てほしいのは
ちょっと違う理由が。オススメしたいことが
あるのよね。それはね、歳を取る前に、
老活に入るまでにみんな各自
「わたしの寅さん」を見つけて
欲しいなってことなの」
「え?」
「例えばわたし、たまの人生なんてね、
真面目につまらなく生きてきて
こじんまり小さな人間なの。
でもね、ほら、例えばわたしに
寅さんって知り合いがいたとする。
寅さんとは若い時からの付き合いで、
恋人でもなきゃ、家族でもないんだけど、
いつも楽しい人で、バカでね、
お人好しでね、、って、
年寄りになってから、そんな友達の
話をしてみんなと語れたら
楽しいのよね。だから、
そんな、あなたの寅さんみたいな人に
みんなも人生での中で出会って欲しいのよ」
「おお〜、がぜん楽しそうっす!」
「晩年に、あの寅さんは
どこに行っちゃたんだろうね、、って
感じでもいいの。自分にはできなかったけど
破天荒で人情があってね、あのとき、
寅さんがいたから、辛い時も笑えたよねって
そんな素敵な貴方の寅さんに、
老活に入る前に出会ってほしい!」
「寅さんのエピソードは
人生の彩りなんですよ。
自分は寅さんみたいになれないけど、
寅さんと関わった時代が
楽しい楽しい思い出になると思うの」
「でもね、実際出会いはないかもしれないから、
映画で、寅さんとの擬似出会いを
体験してほしい。できれば、このお正月に、
古い寅さん映画を2、3本借りて
映画の中でいいから寅さんに出会ってほしい」
「見たくなってきました」
「寅さんの話は見たらすぐに誰かに
話したくなっちゃうからね!寅さんの
映画エピソードを聞いてははは、、って
笑わせてあげてほしい。
わたしが、もっともっと歳を取って
デイサービスに行った時、歳の近い人から、
たまさん、面白い映画、紹介してよって
言われたら、わたしはきっと、
寅さんの話をすると思うの」
「それで多少ぼけちゃってね、
映画の中の寅さんなのに、話す時は、
もう話が自分の知り合いになっててね、
私の友達に寅次郎ってのがいてね!
おかしい男なんだよって、
それをあなたのエピソードの
十八番にしてもいいわね。お年寄りって
定番のお話をみんな一個はもってるしね。
ねえ、それでいいと思わない?
寅さんは実際の知り合いってことに」
「グランマやグランパは
なんでもありっすよ!元気で
楽しくお話ししてくれたらそれで」
「そうなのよ!ミケちゃん
良いこと言うじゃない」
「さあて!そろそろまとめるわ!
まあ、老化映画でご紹介だけどね、
寅さんの映画を見ても、
実際の生活のヒントになるようなことは、
ないと思う笑!でもね、心の潤滑油には
なると思います。だから、若い人も見てね!
それではそろそろお時間きたみたいね!
わたしはこの、帰ってきた寅さん、
4マズルです!みんなはどうかな?
それでは、また来年も
老活映画ご紹介しますね!
みなさん金曜日までちゃお!」
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