我が家の庭は気がつくと

植えていない植物や木が育っています。

 

庭の草をとっているときに

いつの間にか大きくなっていた

ブラックベリーをみつけました。
まるで植えたかのように庭の片隅にあります。

 

 

もともと植わっていたものには
全くトゲがないのですが
これにはトゲがあるので
周りにある草をとるときに
かなり注意深くとらないと手が傷だらけ
 

今はつるがどんどん伸びるので
誘引するのにも一苦労です。

 

お隣さんとの境界に生えていて
子どもたちが触ってしまうと危ないので

切ってしまおうかと思ったのですが

こんな風に花を咲かせて実をつけてくれると

愛おしくて切れません。

 

 

さてどうしましょうか。

今の家に引っ越してきたときには
すでにブラックベリーが植わっていたのですが
最初の数年は全くなんの手入れもせずに
伸びた枝をただ切るだけだったのにも関わらず
それでも実をつけてくれていました。

 

でも去年、あまり収穫できなかったので
思い切って剪定し、きちんと誘引すると

今年はたくさん花を咲かせてくれて

たわわに実っています。

今週、初収穫です。
収穫をしながら、味見をして
残ったものはすぐに冷凍保存して
ある程度たまったらジャムを作る予定。
暑いときは凍ったものを
ヨーグルトにいれても食べるのも好きです。

 

 

下の写真の左側は蜂が食べたあとで
右側は枯れてしまっています。
原因ははっきりとは分かりませんが
水分が不足しているとは考えにくいので
虫か病気のどちらかも知れません。
進行具合を気をつけてみていこうと思います。

 

 

ちなみにフランス語でブラックベリーのことを
la mûreといいます。

 

日本では青森県が収穫量、生産量共に日本一だそうですよ。

 

庭の草取りをするときには

必ずガーデニング用の手袋を着用します。

 

以前、草取りをしているときに

ある植物に触れた瞬間、
刺すような痛烈な痛みを感じ

その後もずっと痛みが続きました。

 

その植物とは「ネトル(Nettle)」
日本語では「イラクサ」

フランス語では「l'ortie」です。

 

 

一見するとトゲがないように見えますが、茎や葉をよく見るとたくさんの細い針のような毛があり、それにはアリやハチの毒成分である蟻ギ酸などの有機酸などが含まれているので、刺さると皮膚に炎症を起こし痛みが続くようです。

 

手袋も手のひら部分がゴムのものでないと
触れることもできません。

 

ヨーロッパでは
アレルギーの改善にも役立つということで

ハーブティーとしてもよく飲まれているようです。

私も一時期飲んでいましたが
最近はすっかり忘れてしまっていたので
春先に鼻がグズグズしていたのは
そのせいかもしれません。

 

庭のイラクサを取ってお茶にすれば
きっとイラクサ取りも苦ではなくなるでしょうね。
そこまでマメな人間でないのが残念です(笑)