TPP交渉参加問題を問われると、野田佳彦首相は必要な情報を示していく考えを繰り返す。2日の参院代表質問でも「情報提供に努め、できるだけ早期に結論を出したい」と強調した。
ただ、首相の説明は乏しい。将来の食料自給率や公的医療保険制度に与える影響、TPPに参加していない中国との関係など、国会では与野党からさまざまな疑問が投げかけられたが、首相の答えは「しっかりと議論する」。農業対策として今後の戸別所得補償制度のあり方を問われると、「参加を前提としたコメントは差し控えたい」とかわした。
TPP交渉参加問題を問われると、野田佳彦首相は必要な情報を示していく考えを繰り返す。2日の参院代表質問でも「情報提供に努め、できるだけ早期に結論を出したい」と強調した。
ただ、首相の説明は乏しい。将来の食料自給率や公的医療保険制度に与える影響、TPPに参加していない中国との関係など、国会では与野党からさまざまな疑問が投げかけられたが、首相の答えは「しっかりと議論する」。農業対策として今後の戸別所得補償制度のあり方を問われると、「参加を前提としたコメントは差し控えたい」とかわした。