久しぶりにブログを書く


色んな事があった



両親が月末に引っ越して来るから、実家の私物を整理に帰った



久しぶりに帰った実家


もう二度と「ただいま」って帰れない実家



私が生まれ、育った思い出一杯つまった家


キズの一つ一つが


シミや落書きが愛おしい


隙間風が入って寒いお風呂は、歌の練習して声の調子を確認してた


長い廊下は靴下で滑って遊んだ


階段はいつも一段飛ばして登った


私の部屋から眺める景色

川の流れる音


高校のブラスバンドの練習の音


線路の音


そして



家に染み付いた母親の言霊



家の周辺は線路や車の通りが激しくてうるさいから、テレビの音も大きい


だから母親が二階にいる私達を呼ぶ時は思い切り叫ぶ


数十年叫んだその言霊が家に染み付いているのをよく感じていた



父もよく「今呼んだか?」と‘空耳’として言霊を聞いていた



それも聞けない



両親は年老いてから故郷を離れないといけなくなった



こうなったのは実家の商売を止めざるをえなくなったから



そして弟が面倒みる事になった



申し訳ない


姉として


申し訳なくて涙がでる


たら、ればの話しはしたくないけど


年老いた両親を故郷で過ごさせてあげたかった


見知らぬ土地に引っ越しさせたくなかった


親兄弟友達と離れ離れにさせたくなかった


せめて


私に出来る事は精一杯やっていこう


ごめんなさいお父さん


ごめんなさいお母さん


何も出来なくて



ごめんなさい


旦那が連休になったから実家に帰った


至れり尽くせり


足を延ばしてお風呂入れるし


ご飯作らないでいいし


お酒も飲んじゃった



旦那のパパが音楽好きだから


お気に入りのアーティストの曲をパソコンで一緒に聞いて音楽談議も出来る



今日聞いた中では‘ちあきなおみ’が良かったな


前から歌うまい人だな~とは思ってたけど


黒糖梅酒を飲みながら聞いた‘星影の小径’は疲れた体にじんわりしみた




私もこんな風に歌えたらな




でも最近思う


あたし何の為に歌ってるんだろ



というより



何かの為に歌いたい



音楽を仕事にする前は



もっと歌う事が楽しかった時は


音楽に助けられたから歌ってた


誰の言葉も耳に入らない時に


音楽が私の心に入ってきて

いつの間にか助けられてた



あたしもそんな歌が歌えたらなんて思った



おこがましいかもしれないけど



自分よがりな歌は歌いたくない



よがるのが悪いとかじゃなくて



あたしは嫌だな



自分の音楽を見つけなきゃ
心地よい曲をみつけた


バージニア・ムーン



ノラ・ジョーンズが色んなアーティストとコラボしてるアルバムの一曲



クラシックギターの音色とハスキーな男性ボーカルにアンニュイなノラの声がゆったりと流れていくのが


今のあたしにとっても心地よい



特に、途中ノラのハモとメインの音が不協和音みたいな音出すところがたまらない



昔からそう



間奏に出てくるたった二小節のベースだけのパートが好きで


何度もそこだけ聞いたり



それがあるからその曲が生きてると感じる



曲作る時には(レコーディングする時)妥協も大事なんだけど


これだけは


ってのは妥協しちゃいけない



むずいよね



バージニアムーン



メンバーの姉さんボーカルに教えたけど



反応いまいち



あたしももしかしたら何ヶ月か後にはなんとも思わなくなってるのかな



でも今は心地よいから良いんだよ



心のお薬ですから



聞いたら頭から足の先までジュワ~ってなるもん



音楽ってやっぱりすごい



関わっていられる私は幸せものだ