恩田陸さん、大好きです。
本屋大賞を受賞した今作、やっぱりすごい。
夜を徹して80キロ歩くと言うこのイベント、普通の人はおかしいと思うでしょう。
でも、うちの高校もあったんです!!
まぁ、半分の40キロで、夕方までには終わりましたが。
でも、経験者だからよく分かるんです。歩いてるときの気持ちが。そのつらさが。
恩田陸さんも歩いたのかな。でなきゃ、あのきめ細やかな心象描写はできないよ。と思う。
まだ半分以上もあるんだという絶望感、ちょっと足が痛くなってきたときの不安、
喋ることにつかれ無言で歩く友人との空気、もう無理かもと何度も思ったこと、
でもそういう辛さは終わったら忘れてしまうということ。
高校のときのことが、懐かしく思い出された。まぁ、私には青春ちっくなことは何一つなかったけど。。

しかし、恩田陸作品のなかでは、70点くらいかな。
「光の帝国」が100点ね。
あんまり、青春っぽい物語は好きじゃないので。高校生、好きじゃないので。
rsrのこども

8/19ー20。ライジングサンへ行ってきた。
ベストアクト、なんて言葉がちんけに聞こえるくらいフィッシュマンズがすばらしかった。
始まった瞬間から泣いていた。悲しいからとか切ないからとかじゃなくて、
今ここにいることがものすごく特別で幸せで嬉しかったからだと思う。
すごくよかったライブに限ってそうなのだけど、後から思い出そうとしてもよく思い出せない。
フラッシュバックのように場面場面がパッと浮かんでは消えてしまう。
夢だったんじゃないかと疑ってしまうほど。
ただその時見た夕焼け空だけはすごくよく覚えてる。
一日どんよりした曇り空で、太陽なんて全然見えなかったのに、
フィッシュマンズが始まったとたん、西の空が晴れて赤く染まって、北海道の大地を照らしていた。
あれは誰の仕業だったのか。
実はここ最近気分が沈みがちで、ライジングサンもいまいち気乗りしなくて、
会場でものれなくて、ぼうっとして寝てばっかりだったのだけど、
これを見れただけで、来てよかったと思った。
もっともっと見ていたかった。

[写真:ライジングサンのこどもたち]
ふたご

7月に亡くなったおじいちゃんの納骨のため、山形へ行ってきた。
前回行ったのが高校のころだったから、ほぼ7年ぶりの山形。
7年も経てばそりゃ少しは町の様子も変わってるだろうと思ってたけれど、
いや、まったく変わりがありませんでした。
変わったと言えば、従兄弟に子供ができたこと。
2歳半の長男と、最近産まれた双子。かわいかったなー。
子供もいいなーと私は思った。
孫っていいなーと父は思ったに違いない。

福祉住環境コーディネーターの勉強は一応順調。計画通りに進んでいる。
せっかく書いたのに、文字化けしちゃって、嫌んなって全然書いてなかった、ブログ。
久しぶりにやってみたら、直ってたようなので、いっちょ書いてみようかな。

ここ最近のできごと。

■フジロックに行ってきた
一年で一番楽しみな行事、フジロック!三日間フル参加してきました。
残念ながら、三日間とも雨・雨・雨の連続でしたが、そんなことはカンケーないのさ。
フジロックに行けるだけでも幸せなのさ。
ベストアクトはソウルフラワーユニオン!
フジでソウルフラワーを見ることは、長年でもないけどここ2、3年の夢だったから、
もう胸がいっぱいで感極まって泣いてしまった。
しかも、そのライブ中は雨も降らずいい天気で、神様は私の味方だと本気で思った。
あと、くるり、rovo、tokyo No1.soul setも最高でした。
また来年も行けたらいいな。

■RSRに行くことを決意した
だってフィッシュマンズが出るんだよ!
どんなことになるのか、期待と不安でいっぱいです。
あと、電グル×スチャダラとか、うつみようこバンドとか見たい。
そしてできたらラーメンとかウニ丼とか食べたい。

■福祉住環境コーディネーターの勉強を始める
将来に向けて何か勉強して資格とか取っとかなきゃなあと、前々から思ってはいたけど、
なかなか実践できずにいました。でも、私も今年で24になるし、このまま事務の仕事を
ずっと続けて行くのは絶対つまらないし、後悔すると思う。
そして重い腰がようやくあがりました。
いつも途中で嫌になって投げ出してしまいがちな性格なので、ここで決意表明しておけば、
少しは気が引き締まりそうな気がしたので、宣言します。
今年の11月の検定、ぜったい受けます!そして合格します!
勉強の経過をここにアップしていこうかな。
誰か見てるかわからないけど、もしサボってるようであれば遠慮なく注意してください。
やばい!すごい面白かった!
読んでる最中のドキドキ・ハラハラ感。早く続きが知りたい、いちいち読んでくのめんどくさいよ、
でも読まなきゃ先が分からんよ、というもどかしさ。終盤の、はぁ!なに?そうゆこと!
え、ここにつながってんの、あーやられた、という気持ちのいい種明かし。
うんうん、すごいよ、この人。話題になってるだけあるよ。
『重力ピエロ』もけっこう面白かったけど、比じゃないです。
割とえぐい描写とかを軽く描いちゃってるところが、逆にえぐい。痛いのはあまり好きじゃないんだけど、その心の揺さぶりが、やっぱり物語に惹き込まれる所以だろうし、面白さにつながってるんだろうな。
「隣人に毒を盛って殺す女」とか「たった数万円を奪うのに家族を皆殺しにする奴ら」とか、現実の事件を思わせるくだりは、本当はその事件の真相もそうだったんじゃないの?てゆうか、単なる交通事故とか自殺とかにも、何かとてつもなく大きな組織や思惑とか、表社会には出てこない物事が絡んでることとかいっぱいあるんじゃないの?って思わずにはいられなくなる。
世の中って、怖いな。

うぶめ



映画化されるからではありませんが、京極夏彦の『姑獲鳥の夏』読みました。
ちょっと古めかしい文章に最初は慣れなかったけど、
いや読んでくうちにどんどん惹き込まれました。
これぞ日本のミステリー。エクセレント。

たいてい映画を観るとがっかりするから、本だけにしとこうかな。

自転車



買ったばかりの赤いかわいい他人の自転車。
意味もなく、井の頭公園を二周してみました。
たのしい、たのしい。

武蔵野文庫


火曜日は仕事が休み。
お店は空いてるし、街全体がのんびりした感じに見えるから、
平日休みって得した気分。

吉祥寺の『武蔵野文庫』のカレーを食べました。
雑誌で見て、すごいおいしそうだったんだけど、食べてみたら...んーちょっと期待はずれ?
おいしいことはおいしかったのだけど、個人的にはもっと、カレーしててほしかったというか、
ちょっと上品におさまり過ぎ?みたいな。食べた後の、あの口の中カレーくさっ!!って感じ?
あのカレー食いましたー!って感じ?が足りなかった、ような。そんな感じ。
次回は『豆蔵』だな。

fishmans



4/20。今日はフィッシュマンズのベスト盤発売日。                             
朝の電車もバスも仕事中も休憩中も、頭の中はフィッシュマンズが鳴り響いていました。       
五時きっかりに仕事を終えた私は、しっかり化粧を直したり、決まらない髪型にいらいらしたり、   
まるで好きな人に会いにいく少女のような気持ちで、いざ新宿タワレコへ。            

エスカレーターを上がったところに、その人は居ました。                    
たくさんの人が彼の周りに居ました。みんな待ってたんだなー。                 
佐藤伸二さんが亡くなって、もう6年も経つのに、今もたくさんの人の心をとらえて離さない    
彼らの魅力、そして音楽の持つ力に、改めてつま先から頭のてっぺんまでしびれるような感動(というか衝撃)を覚えました。

2枚のCDと、いっしょに並んでた佐藤さん表紙のクイック・ジャパンを購入。
「ヒマや退屈がいいっていうより、優雅に暮らしたいんですよ、とにかく」
との佐藤さんの言葉。
私は、なんやかんやで焦ったり、でもグズグズしたり、そんでもってイライラしたり。なんだけど、
もっとゆったりした気持ちで、日々の些細な素晴らしいこと(自然や音楽や恋愛など)に気付けるようになりたなって思ってて。
それが「優雅に暮らす」ってことなのかなって思いました。

花見


4/10日曜日。家でうだうだしていたら、急遽お花見のお誘いが☆ 
こんなに天気がよくて、あったかくて、桜が満開で、そんな日に引きこもっていたら、
ほんとに腐っちゃうね。あぶないあぶない。
井の頭公園は、予想通りの人、人、犬、そして人...。
ひょうたん池には大きな白鳥がうようよしてました。

周りの喧噪の中、ひっそり飲み始める、りょうくん、としやくん、とわたし。
としやくんとは初めましてだったので、人見知りのわたしは緊張をほぐすため、ビールを飲んで飲んで飲みまくり、
その結果ぐでぐでになってしまい、あんまり喋れなかったどころか、後半の記憶があまりない。
情けない。
上手におしゃべりできる人がほんとにうらやましい。
ユーモアあふれるトークで笑いをとれる人をみると、嫉妬にも似た尊敬の気持ちが湧きます。
でも、これが私なんだから、しょうがないね。
                                                     とりあえず、お酒はもうちょっと控えようと思います。