将棋のAbemaトーナメントをみるたびに、各チームのリーダーのチームの作り方、戦い方が十人十色で、それぞれ見習いたいところばかり、と感じる。

去年のアベトナ決勝。
木村九段、勝ったら大きな拍手で迎えて褒め称える。負けても、トライしたことに対して称賛の拍手。具体的な良い手をいくつも見つけて褒める。「次に生かして」と言う。負けてもやりにくくならない空気づくり。

藤井五冠。限られた時間できちんとやるべきことはやる。負けて帰ってきたチームメイトにも、無駄なことは言わず、感想戦を尽くす印象。何もよりも、圧倒的な将棋の内容と結果でチームを引っ張る。言葉ではない。でも、このリーダー、言葉も良い。
闘病中の先輩がキリスト教に興味を持ち始めたようなので、遠藤周作の深い河をお見舞いで送った。

その数日後、本屋で深い河の創作日記を見つけて買ってみた。
創作過程が興味深いし、日々の講演活動や交友関係を読むのが楽しい。
将棋AIの話がたくさん出てくるから読んでみた。
AIに心は宿るのか 松原仁
集英社インターナショナル

AIに創作をさせる試みは面白い。何に人の心は動かされているのか、気になるところ。人の心を動かす内容を書くには何が必要なのか。
音楽は意外とAIでも作れるのかなぁ。

羽生九段と著者の対談が目当てだったので、読めて満足。