昨日は午前中、地元のプールへ行って流水プールでただただ流れていた。
日射しはギラギラしていて、入場券売り場に並んでいるだけでジワジワと汗をかくほど。
家族連れですごくにぎわっていた。
本当なら夕方までゆっくりとプールで遊んでいたかったけど、そんなわけにはいかなかった。
弟が出場する高校野球の試合があったからであった。
自分には双子の弟がいてどちらも小学校低学年から野球をやっていたが、自分は日々の練習や試合を観にいってなかった。
それは、そのうち観に行けばいいか、を繰り返していたからである。
しかし、昨日7月18日の試合は高校3年最後の夏の試合、負ければ終わりである。
タクシーを飛ばしてプールを後にして球場に着いたのは5回の表、相手の攻撃だったろうか。
同点で試合は進んでいて、展開としてはどっちに転んでもおかしくない状況。
弟の雄姿は想像以上まぶしかった。打順が回ってくると、歓喜があがり、在校生に名前を呼ばれ。
兄である私はそれだけでも涙腺がゆるみそうだった。
相手の打線が好調で、結局弟の高校は負けた。
終わって外に出ると、部員やマネージャーが泣き崩れていた。
30分ぐらい経ってようやく落ち着いてくると、集合写真を撮ったり、今まで支えてくれてありがとうと父母にお礼を
伝える部員達。相手高校に自分たちの千羽鶴を託していた。
最後の試合だったのに、こんなにも爽やかで晴れやかな部員たち、そして弟の顔を見ていて、
思わずもらい泣きしてしまった。
体育会系でも何でもなかった兄には何もわからないが、ライバルよりも時間的に不利な受験を控えていようとも、
今まで野球で培ってきた精神と根性があればきっと負けることはありません。
自信を持ってこれからの受験生活を送ってください。
