男性諸君、
お待たせしました。
今回は男子のデータについて公開していきたいと思います!!
前回投稿した女子水着データ公開の際と、同様の目的や掲載方法です。
【目的】
日本選手権レベルの選手たちは、レース水着について比較しながら着用していると予想
種目ごとにデータを集計することで、レース水着と種目での向き不向きの傾向を掴む。
【メリットがある人】
・次回水着の購入を検討している人
・どの水着が人気なのか知りたい人
・水着にも注目している選手やコーチ陣
【調査方法】
・YouTubeの動画【日本水泳連盟】から目視での種類調査
・エクセルにて集計
・男女別、種目別、距離別で集計を行う。
【結果の公開の目次】
・2020年男子予選のデータを公開→考察
・2019年男子予選のデータを公開→主に2020との比較を考察
・一番人気が高かった水着への考察
・2020年男子決勝のデータを公開→考察
まずは、2020年の男子予選のデータを公開いたします。
※着用率 1位→黄色マーカー 2位→水色マーカー
男子353人中
ミズノ 146人(41.3%)
アリーナ 138人(39.0%)
アシックス 25人(7.0%)
スピード 22人(6.2%)
ジャケッド 18人(5.0%)
MP 1人(0.2%)
TYR 3人(0.8%)
1人が2種目以上エントリーしているときは2人としてカウントされています。
ご理解よろしくお願いします。
参考までに前回投稿した女子のデータがこちらです。
今回288人中
ミズノ66人(22.9%)
アリーナ109人(37.8%)
アシックス61人(21.1%)
スピード42人(14.5%)
ジャケッド10人(3.4%)
女子と比較すると、女子はアリーナが一番シェア率を誇り、
男子はミズノが一番でしたね。アリーナとの差は8人なのでほとんど変わらないと言えます。
男子はミズノとアリーナを合わせて80%占めていますので、
女子水着のデータと比べると、メーカーの偏りが大きいと言えます。
といっても可視化が重要ですね。(意識意識)
円グラフにしてみました。
説明した通り、男子は2メーカーが占める割合が多いです。
女子はアリーナが首位、アシックスとミズノが同じくらい、スピードも一定数の支持
メンズ水着では
ミズノの中ではGXSONIC V MRモデル、
アリーナの中ではアルティメットアクアフォースXのMFモデルが
支持を得ました。
アシックスは面白いのですが、平泳ぎでは全く使用されず。
しかし、自由形のミドルからロングにかけて人気がありました。
スピードはピュアシリーズのヴァラーという水着が
100m背泳ぎ、200m個人メドレーで数名着用者を確認!
アリーナが2位以内に入れなかった種目は
50mと100mの自由形でした。
やはりここはGXSONIC=スプリンターが根付いてるのかもしれません。
[ここで少し水着について掘り下げタイム]
ミズノのGXシリーズは、数年間にもわたって多くの方から支持されている水着ですね。
GXSONICⅢに関しては、リオ五輪の時の水着で、
海外スイマーにも愛された水着でした。
50m自由形ではアメリカのアー〇ン選手が着用し優勝
100mバタフライではシンガポールのスクー〇ング選手が着用し優勝
400m個人メドレーでは日本のH野選手が着用し優勝と
実績のある水着の後継モデルとなります!!
アリーナのアルティメットアクアフォースXのMFモデルは
S戸選手が開発に携わったアルティメットアクアフォースの後継モデルです。
初期アルティメット(言葉が矛盾してる…笑)は
S戸選手が個人メドレーで短水路の世界記録を樹立しました。
その後継モデルでは、
200mバタフライでS戸選手が日本男子水泳最古の日本記録を更新
400m個人メドレーで大幅な自己ベストの更新(リオのH野選手に迫る好記録)
I江選手は普段ヨーロッパアリーナの水着を着用していたのですが、
(パワースキンシリーズなどです)
今回はアリーナジャパンのこの水着を着用し、
2020年上半期は100m背泳ぎで52秒台を連発!!
このような結果もあってか、
今回は多くの支持を獲得した水着になったのではないかと思います。
男子の方が情報量が溢れててすみません(*_*;
それでは次に2019年4月に行われた日本選手権のデータを公開いたします。
2019年では、
男子799人中
ミズノ 424人(53.0%)
アリーナ 271人(33.9%)
アシックス49人(6.1%)
スピード 38人(4.7%)
ジャケッド17人(2.1%)
2019年→2020年着用率
ミズノ 53.0%→41.3%
アリーナ 33.9%→39.0%
アシックス 6.1%→7.0%
スピード 4.7%→6.2%
ジャケッド 2.1%→5.0%
MP 0%→0.2%
TYR 0%→0.8%
ミズノのGXSONICⅢシリーズと、Ⅳシリーズが多くを占め、
2人に1人以上がミズノだったことが分かります。
2020年の日本選手権と比較して、アリーナはアリーナの中で分散されていましたね。
エア2が800、1500m種目で一番のシェアを誇りました。
スピードのピュアヴァラーは2019年の方が使用者が多い模様。
少し条件が変わってきてしまうのは、
50m種目の有無が関わるかもしれません。
GXSONICは特に50mなど短距離種目の支持を得ています。
では次に決勝のデータです。
※決勝は着順でマーカー(1位が黄色、2位が水色、3位が緑色です)
ミズノは平泳ぎでGXSONICVのMRモデルが半数を占めました。
アリーナは個人メドレーで人気でした。(200mは半数以上が同じ水着)
優勝者はその決勝の中で一番使用率が高い水着を着用している傾向にありました。
(たまにその人だけ履いてて優勝がありますが)
全体をまとめますと
・自由形短距離→ミズノが多い(スプリントモデル多め)
・自由形中長距離→ミズノ(MR)、アリーナやアシックス
・背泳ぎ→メーカー種類分散されるが柔らかめが多い。
・平泳ぎ→ミズノかアリーナ(両方柔らかい方のモデル)
・バタフライ→ミズノかアリーナ(基本柔らか、硬いモデルも一定数)
・個人メドレー→アリーナの圧倒的支持
という形でまとめさせていただきました。
私、俺はこれ使ってるけど
こんな感じだよ!!とか、
この種目の時に良かったよ!とか、
これ後半持つから好きです!とか、
これスピード乗れるから好き!
これ軽いから好き!
これ動きやすいから好き!とか
逆にこれが嫌いとか
いろんな意見をお待ちしております!!
皆様の感想をシェアする記事を書きたいなと個人的に企画したいです!!
なんかアンケート設置しますね!
グーグルフォームなどでやればいいんですかね。
考えておきます!!
ということで、この記事は以上!!!!