おはようございます
母の三回忌でした
亡くなってから2年が経ちました
今日は備忘録になります
施設に入り2ヶ月になる頃
母があまり長くないと
先生から聞かされた兄は
親戚親子を母の施設に呼びました
母はもう起きあがることは少なくて
でもベッドの中から
話しはできたそうです
親戚が帰ったあとに母は
兄に向かって
「もう長くないから
見に来たのかね」と言ったそう
兄は何も答えられなかったと
言っていました
母は
自分の最期が近づいていることを
知っていたんだと思います
そして
話すこともできなくなった母は
ある日兄の胸を手のひらで
力をこめて
バンバンと叩いたそうです
何度も
まるであとは頼むからねと
言わんばかりだったと
兄は言っていました
どちらの時も私はいなかったけど
聞いたら
とてもせつなくなりました
施設に入ってから
あっという間の2ヶ月半でした
ご飯が食べられなくて
水分も採れなくて
全身が痒くてかわいそうでした
コロナもあり距離もあり
あまり施設に行けなかった
行って
母の痩せていく姿を見るのは
またせつなくて
最後のほうは
私が誰かも分からずでした
父が亡くなってからのほうが
長かった母の人生
92歳まで長生きしました
昨年の一周忌の時は
まだ書けなかったな
2年が経過してようやく
心の整理もできてきて
母のいないことを受け入れてきたかな
長々と書いてしまいました
秋が早足で過ぎていきますね