HAL(日本スピッツ)-20100113

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1月10日~13日、超破格値にて台湾に行ってきました。あちこち旅している割に台湾は初めて。デビューしました。



10日は朝からバタバタ留守番の方々の準備に追われ、化粧もそこそこに午後からあたふたと出かけました。

戸塚で友人と待ち合わせ、快速エアポート成田行きで楽しいおしゃべりをしながら車内での時間を過ごしました。一人だと長い距離と時間もおしゃべりしているとあっという間。


夜の中華航空でのフライトは下に見える太平洋沿岸の民家や道路の灯りがとても綺麗でした。

時差一時間、これが微妙。ほとんど無いに等しいのですが、現地到着23時半。これって日本時間0時を過ぎているって事で、とっても眠い。普段22時には寝ている身に辛い。ホテルに着き、午前2時にばたんキュー。

ホテルは台北の渋谷・新宿と言われるほど賑やかで、中高生の憧れの地区に位置しています。



11日 8時20分ロビー集合でバス観光。曇り。

台湾は1時間遅れを、寝ぼけて勘違い!朝の7時に8時だと思ってびっくりして飛び起き、ついでに隣のbedの友人まで起こしてしまう始末。でも起きて正解。朝食も食べなくてはいけないし。

ガイドさんに連れられてバスであちこち見学しました。初めての人にはありがたく、有名店でのショウロンポウのランチもうれしいサービスです。保安宮でおみくじの引き方を教えてもらい挑戦しました。吉の項目がたくさんあって、こういうのはよい結果だということでした。何軒かお店に連れて行かれ、最後にDFSで解散。


ここからが本当の旅の始まり。自力でホテルに帰らなくてはなりません。泊まったところはMRT西門(地下鉄)の駅傍。とってもわかりやすいので帰るのは簡単。バス観光の最後に足裏マッサージに行ったので足が軽い。いったん荷物をホテルに置いて、蜂大カフェで休憩後、ブラブラ散歩しながら夕食に牛筋ラーメンを食べて、さらに散策していたところにハスキーのイラスト看板を発見。思わず中に入ってしまいました。するとドアを開けた途端、ハスキーとmixの2頭がお迎えに来てくれたのです。


町を歩いていると、くたびれたわんこが寝そべっていたり、ぶらぶらしていたり、首輪を付けている子、いない子それぞれで、しかもみんな放し飼い。まるで40年前の日本のようでした。そんなわんこばかり見ていたので、カフェでのハスキーの出現は王子様に出会ったような驚きでした。しかもオーナーさんが日本語で挨拶までしてくれて。ハスキーのカプは9歳でもともと野良犬だったそうです。「明天再会!」と約束してホテルに戻りました。保護犬のハスキーに出会ったことで、こころはほっこりでした。翌日が楽しみになりました。


        葱餅&台湾ビール
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具は葱のみ。あっさり塩味で美味。皮にはゴマがたっぷり。


12日 自由行動。 曇り時々にわか雨。

ホテルの朝食よりも美味しそうなものがたくさん屋台で売られています。午後になると閉まってしまうところもあり、散歩しながら買出しです。どうしても気になる包子(パオツ)がありました。紅豆包子(あずき万頭)です。他のお店には無く、1件だけしか売られていません。それを買い求め、おかずが欲しかったのですが、気に入ったものが無く戻る途中で煮卵が売られていました。八角入り塩味の出し汁に皮付きのままのゆで卵が鍋に入っています。おじいさんが穏やかな顔をして売っています。それも買って包子とともにホテルのロビーでコーヒーとともに頂きました。紅豆包子にはゴマ、レーズン、かぼちゃの種など、たくさんの具が入っていてほんのり甘く、ずっしりと重く、ひとつ食べて大満足の逸品でした。煮卵も塩味が絶妙で、もう一つ食べたくなる美味しさです。


朝食も済んだので雨脚が弱くなるのを待って、地下街へお出かけです。昨日の蜂大カフェの胡桃クッキーをお土産用に買ってから台北駅地下街へ行ってみることにしました。11時を目指して行ったのですが、開店時間になっても開きません。だいたいお昼近くならないとお店が開かないのです。しばらくベンチで休憩して、開くのを待ちました。お昼に近く小腹も減ったので○○花豆館にてお汁粉を食べました。量がたっぷりで一人で食べきれないほどです。


       白玉入りお汁粉
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日本ほどくどくなく、あっさりした甘み。飲み物の分類。



            焼仙草
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仙草ゼリーの固まっていないバージョンに栗、金時豆、いも団子など具沢山。


腹ごなしに中山駅まで地下街を歩くことにしました。台北地下街は安いものが多く、大衆的ですが、中山地下街はどちらかというと高級です。地上にDFSや高級ブランド店が多いせいかもしれません。せっかくなのでペット用品があればと思い新光三越に行ってみました。残念ながらこちらには置いていない、とのことでした。店外のお店を受付で教えていただき、お店を探したのですが見つかりませんでした。 遅めのランチを中山駅近くのカジュアルな台湾料理レストランでいただきました。あっさりした味で、深みがあり、美味しくいただいました。やはり一皿の量が多いです。


      5品を二人で
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上海餃子、空芯菜の炒め物、焼蝦ビーフン、ワンタン、えびスープ


ホテルのある駅に戻りながら西門の有名な古い建物「紅楼劇場」を見学しました。日本の統治時代に建てられたレンガ造りで今も劇場として使われています。新鋭デザイナーの作品発表の場にもなっているようです。そこの広場の照らす席のカフェも素敵でした。暖かい季節なら座って食事をしたいと思わせるようなおしゃれな場所です。



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さてさて歩き回って疲れた私たちはやっと目的のハスキーカフェに辿り着きました。入るとすぐにオーナーさんが挨拶に来てくれて、わんずはいませんでした。がっかりして目で探していると、スタッフルームにいるとのことで、その内出てくるから、と。案の定わんずが出てきてくれて、撮影大会が始まりました。友人がケーキを食べ始めたらカプがうろろ傍を離れません。「ちょうだいよ~」「ほしいよ~」攻撃の開始に友人は根負けしてました。ケーキのお皿が下がるまで離れません。タップのほうが警戒心が強いので、割と知らん顔でマイペースです。オーナーさんがカプの載っている雑誌を見せてくれました。いろいろ話をしてくれて、クリスマスシーズンに毎年ハスキー愛好会で集まり、犬ぞり大会を行っているそうです。ここの売り上げはハスキーレスキューにも使われているようで、何か買わずにはいられません。お土産を買って、最後に記念撮影もして、名残を惜しみながら別れました。もし台湾に行かれることがあるなら、ぜひ寄ってみてください。お茶してください。お土産も買ってください。台湾の犬の飼い方に疑問ありでしたが、ハスキーカフェのオーナーさんのように頑張っている人がいます。応援してあげたいです。


      雑誌に載ったカプ
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    カプ(♂) 9歳 元野良犬
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きりっとしてかっこいい。愛想がよくて穏やか。



     タップ(♀) 9歳 先住犬
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なんとなくHALに似てる?



         おねだり
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         ほっといてよ
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    オーナーさんと記念撮影
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全員集合!


そして驚いたことにカフェから出た瞬間に、足が軽くなっていて、疲れが取れていることに驚きました。足裏マッサージに行ったときよりもずっと体が軽くなっているのです。カフェの気がよいのと、わんこの癒しで疲れも吹っ飛ぶのでしょうか?素晴らしい体験でした。


ホテルで休憩をして、夜市に繰り出しました。櫨山寺駅にあるお寺を詣で、そこからすぐの夜店へ。八角の匂いだけならいいのですが臭豆腐の匂いが強くて、ここで夕食を食べる気にはなりません。果物の飴掛けがとても美味しそうで思わず手が伸びてしまいました。ゆでピーナッツも買いました。歩きながら食べました。



         櫨山寺
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とてもきらびやか。信心深い老若男女が真剣にお願いをしています。



        いちご飴40元
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         トマト飴30元
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トマトの間にプラム(漬けた梅)が挟まってます



夜市の途中にペットショップがあり、猫が2匹売られていました。しかしここはあまりにも古くて商品の手入れも行き届いてなく、不衛生な感じでした。東西の終わりの道の向こう側にペットショップを見つけました。ショーウインドーの向こうに猫がたくさんいます。こちらはとても綺麗で思わず入ってしまいました。フードの品揃えもしっかりしていて、好感が持てました。店舗規模も大きいです。アメショが人気のようです。3万円ぐらいで買えます。HALと由之介のお土産にリードを買いました。もちろん日本製です。首輪とリードで2セットで1500円程度です。


      ペットショップ愛猫屋の豹猫
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アメショがいちばん人気みたいです。


そこから引き返し、夜市の続きを楽しみました。南北に伸びている通りを歩いて見ました。すると入ってすぐのお店がへび屋でした。何軒かあり、すっぽんも売られていました。ここは私的にはちょっと無理、禁止地帯です。左右にあるので怖くて真ん中を通りました。三昔前の上野みたいでした。すっかり遅くなったので、帰って夕食をとることにして、西門まで戻り、夕食を探してまた歩きました。結局魚団子のスープ、にゅう麺とおにぎりというお腹に優しいご飯にしました。果物のグアバも食べてみました。かなり疲れて眠りに着きました。


          にゅう麺
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もつや手羽が入っていて、かなり八角臭いです。



        魚団子スープ
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さらっと優しい味で、団子も臭みが無く美味しい。



13日 帰り。晴天、寒気団が到来し最低気温を記録した。

9時40分出発なので、昨日のように朝食を買出しに。ホテルを出てすぐに人が列を成す屋台に遭遇。紅豆包子を買いに行って、帰りに寄ったら人数が減っていたので、何を作っているのか見ていたら、玉子焼きを春巻きの皮で包み焼きしていたのが美味しそうだったので、それと大根餅を買って帰った。ご飯はいらない?と聞かれたが、包子を持っていたのでいらないとその場では断ったが、結局あとで買いに行った。おばさんがおいしいよ!と言ったとおり本当においしかった。卵売りのおじさんはこの日はまだ出勤していず、最後まで買えずじまいだった。あの煮卵がもう一度食べたい!出発まであと少し、という時間を利用してコンビニで駄菓子を買い込み自宅用のお土産に。愉しい旅も終わりました。家で待つHALパパのためにDFSで定番のお土産、酒・タバコを買い込んで機上の人となりました。


  ここのコンビニにお世話になりました

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台北の子ども達が作ったらしい空港内のオブジェ

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       帰りの中華航空
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再来再見!