~年輪~現実を見つめる度に 目が悪くなっていったよ本当の事を聞く度に 耳が遠くなっていったよ大きくなっていく程に 足がすくんでいったよ年齢を重ねていく程に 画用紙は白くなっていったよ嘘をつかされる度に 言葉は増えていったけど黙らされる度に 心は閉じていったよそれでも 僕は生きている哀しい哉 生きている