日曜日に彼のサッカーチームでの言動が発端となり
私の不機嫌さはずるずる続いていた
チームメイトが10名ほどいる中で女は私だけ
その中で彼は私に
けなす言葉ばかりを浴びせてた
あまりにも自分が情けなくみじめに思えるのと
彼へのいら立ちから涙が出そうになるほどだった
こいつは本当にのろい
ブタ さっさと動け
酔っているとはいえあまりにもひどいこの発言
これが結婚を目前にした彼女を前に言えることなのだろうか
彼への不信感もより一層募った
結婚したくない
ふつーにそう思った
もっと楽観的な子ならこんなことも
明るくあっさり流せられるのかもしれない
けど私はそうじゃない
とことんひきずって根に持つタイプ
1日2日で忘れることもできない
結局その怒りが昨日の夜 爆発した
バイトから帰ってきたら
些細なことから口喧嘩
私が先に手を出してしまった
もうなにもかも嫌になって飛び出した
彼から幾度となく電話、テキストが来る
全部 シカト
腹が立って仕方ない
結局呼び戻されて
話し合い。。
・・・・・・・・いつもいつも同じことを繰り返す私たち
涙が止まらなかった
日本に帰りたい
心底思った
私はこんなに我慢してる
私ばっかり・・
私の気持ちなんかどうでもいいくせに
本当は思ってないこともどんどん出てくる
けど彼も
オレだって
オレばっかり
お互い末っ子の甘えん坊で
しかも同い年
どっちが折れるわけでもなくどっちが寛容になれるわけでもない
いつも平行線
このままでやっていけるのか
先が本気で心配になるし
この人にはもっとふさわしい相手がいるんじゃないか
私にももっといい人がいるんじゃないかって
考え込んでしまう
はぁ
けどひとつだけ分かっていること
私が文句も言わず
愚痴も言わず
なにごとも心の中に閉まって
いい子にさえしていれば喧嘩にはならない
絶対にならない
彼にとって居心地のいい状態をいつでも作ってあげられてたら
喧嘩にはならない
せっかく一緒にいるんだから喧嘩しても意味ないの分かる?
争いからはなにも生まれないんよ
もちろんそんなこと言われなくてもわかってる
私だって喧嘩したいんじゃない
私の気持ちを少しでもいいから理解してもらいたいだけ
けどそんなことも通用しないもんね
それももう知ってる
残りの人生の半分を彼と歩むと決めた
この先の自分の人生を彼に託すんだ
いい子にして
いい妻になり
彼にとっていちばんの場所をつくってあげるのは私
努力しなくちゃ
でもどうしても許せないこと
どうしても聞いてもらいたいことは
誰に吐けばいいの?