あたしと香織。
そして浅野くんと、仲良しのジンくんがいた。
ジンくんは陸上部のエースでまたモテる子だった。
ほかには桂もいた。
スポクラの子達は、部長だったり副部長だったりと、
とにかく目立つ人達ばかりが多かった。
その中にいるなんて怖い気持ちが大きかった。
溶け込めるとはとてもじゃないけど、想像つかなかった。
地味に静かに過ごして卒業まで持たせることしか考えられない。
香織と一緒に教室に向かう廊下を歩いた。
…うちのクラスだけがうるさい。
遠くからでも分かった。
そりゃそうよね。
殆ど持ち上がりみたいなもんだもんね。
今隣にいる香織だけがあたしには救いだった。
教室に入り、黒板に張り出されている座席表を確認して席に着いた。
出席番号順の並び。
入り口から一番奥、窓際で黒板前からが出席番号1番の席だった。
そこがあたしの席。
香織はあたしの斜め後ろの座席。
その後ろがジンくん。
そして浅野くんが座っていた。
あたしの…最後の1年が始まる。
そして浅野くんと、仲良しのジンくんがいた。
ジンくんは陸上部のエースでまたモテる子だった。
ほかには桂もいた。
スポクラの子達は、部長だったり副部長だったりと、
とにかく目立つ人達ばかりが多かった。
その中にいるなんて怖い気持ちが大きかった。
溶け込めるとはとてもじゃないけど、想像つかなかった。
地味に静かに過ごして卒業まで持たせることしか考えられない。
香織と一緒に教室に向かう廊下を歩いた。
…うちのクラスだけがうるさい。
遠くからでも分かった。
そりゃそうよね。
殆ど持ち上がりみたいなもんだもんね。
今隣にいる香織だけがあたしには救いだった。
教室に入り、黒板に張り出されている座席表を確認して席に着いた。
出席番号順の並び。
入り口から一番奥、窓際で黒板前からが出席番号1番の席だった。
そこがあたしの席。
香織はあたしの斜め後ろの座席。
その後ろがジンくん。
そして浅野くんが座っていた。
あたしの…最後の1年が始まる。