NHKや渋谷の中心地からも徒歩圏内とあり、芸能人や業界関係者も多く住む渋谷区富ヶ谷。そんな洗練された雰囲気の富ヶ谷の路地にあるのが、チョコレート専門店《ミニマル》だ。

 

店主が世界中のカカオ農園に⾜を運び、品質の良いカカオ豆を選び仕入れ。自社工房でカカオ豆から板チョコレートを製造する全工程を管理。チョコレートの原材料は「カカオ」と「砂糖」のみで、そのほかの副原料や香料は一切使っていない。素材の味を最大限に引き出したメニューはどれも絶品ばかり。

 

 どれを選んでもハズレはないが、暑いこの季節にお薦めしたいのは、ガーナ産カカオ豆を使用したアイスドリンク《ショコラトル》《ショコラトル‐モカ‐》(各594円・税込み)だろう。

 

 毎年、改良を重ねてアイスドリンクを開発したというこのドリンクは、子どもから大人まで楽しめる、これぞ‟王道のチョコレートドリンク”。一口飲めば笑顔になり、すべて飲み切きるまでには幸福感が体中を包み込んでいるはず。

 

  もちろん、このメニューも香料や化学調味料などは一切使わず、ハンドミキサーによる手作り。仕上げに振りかけたカカオニブ(100%カカオ)のアクセントも効いている。《ショコラトル‐モカ‐》は細かいコーヒー豆を振りかけるので男性やコーヒー好きにはおすすめだ。

 

  チョコレートドリンクというと、冷たい液状に溶かしたチョコに粉乳やクリームを加えるが、チョコレートの風味よりも油っぽい風味が目立ってしまうため、同店では水あめを使用。水あめの粘度がチョコレートと絡み合い、ほどよくクリーミーな食感に仕上がったショコラトルは、スイーツ好き諸氏の今夏の定番ドリンクとなるだろう。

 

  またオンラインショップでも一部取り扱っている《板チョコ》はカカオ産別に現在7種類を用意(カカオの仕入れ状況により異なる)。価格は税込み1080円~1512円と幅があるが、お薦めはベトナム産カカオ《FRUITY BERRY-LIKE ベトナム》(1296円)。

 

 

  酸味や渋みがあり、果実味の強い飲み物と相性はバッチリ。強い果実でリフレッシュした気分になれるので、ビジネスマンや子育てで忙しい主婦の方にこそぜひ食べてほしい。

 

  酸味や渋みがあり、果実味の強い飲み物と相性はバッチリ。「カカオ」と「砂糖」だけにも関わらずチョコレートとは思えないジューシーな果実感でリフレッシュした気分になれるので、ビジネスマンや子育てで忙しい主婦の方にこそぜひ食べてほしい。

 

 この富ヶ谷本店のほか、銀座店、白金高輪店もあるが、ほかで扱っていないメニューもあるので、公式サイトで確認してから足を運ぼう。

 

 店主のこだわりぬいたメニューを食べ終わると、自分まで洗練された気分になり、‟自分は富ヶ谷の住人”という顔をしながら、帰路のため代々木公園駅に向かったのだった。

 

【ミニマル】

住所/東京都渋谷区富ヶ谷2-1-9

電話/ 03-6322-9998

営業時間/11:30~19:00。定休日なし。

公式HP/http://mini-mal.tokyo/

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