昨日も古い家を訪ねました。
縁あって2回目の訪問です。
住人がいなくなってから3年の家の中はその日のまま。
1月のカレンダー、
ちゃぶ台の上の参考書、
ベルトと数珠がかかったハンガーラック、
全巻のゴルゴ13、
寄せ書き入りのサッカーボール、
転がったカレーパンマンのぬいぐるみ、
勝手口の黒板に書かれたかけ算の九九、
タッパーに入った柿ピーの小袋、
ガラスだなの焼酎、
高校の卒業アルバム、etc.
家は屋根も空が透けて見えるほど壊れ、床も穴あきで落ち込んでおり、部屋も散らかりっぱなで、拉致か夜逃げとしか思えない状況ですが、残っているモノのひとつひとつを見ていると、なんだか親しみがわいてくるというか、微笑ましくなるというか。
他の誰が作ろうとしても作り上げれない、この家族が作り上げたこの家のこの空気。
思いがけず終わりを迎えてしまったであろうこの古い家にノスタルジーを感じたのでした。