なぐさめを受けなさい
たいへんお久しぶりです。 ネットカフェから更新しています。 また一人暮らしをはじめたので、 引越しで忙しくやっと落ち着きました。 兄と仲のいい姉への母の嫉妬で 姉への嫌がらせがひどくなり、 姉夫婦は家を出ました。 姉夫婦が出て行ったあとは、 母と兄の嫌がらせの矛先は私に向かい、 私の出す音がなにからなにまでうるさい、といって、 私は自分の部屋に軟禁されるようになりました。 3回ほど、母が私の部屋へ食事を運んできましたが、 これを食べたら、 母たちのしていることに 私が賛成していると思われそうで、 私はハンガーストライキを決行し、 母の持ってきた食事は一切 食べないことにしました。 外に出る分にはかまわないけれど、 家にいる間は、 母と兄の眼にいっさいふれない所にいろ、と。 一切、生活音を立てるな、とう軟禁生活でした。 毎日弁当を買うのは、私の収入では無理なので、 仕事帰りに 208円のところを154円で売られている カロリーメイトを買い込み、 1箱の半分を朝食、もう半分を夕食にし、 職場では普通の300円の弁当を買って食べていました。 毎日、頭の中が 「腹が減った・・腹が減った・・・何か食いたい・・・」という言葉で いっぱいの生活に疲れ果てていたある日、 聖書のなかの「なぐさめを受けなさい」という、ことばが 妙に心に響いてきて、 私はとうとう仕事に行くふりをして、 たまたま来たバスに乗りました。 そして、たまたま降りた場所が キリスト教会の目の前でした。 行ったことのない教会でしたが、 そこの牧師が書かれた、 集団自決に関する戦争体験記の著書を 読んだことがありました。 祈って慰めを受けたいと思い、 「別の教会の者ですが、礼拝堂で祈らせてください」 とお願いしました。 2時間ほど祈っていると、 その教会の方が 「今、牧師がいますので、なにかお悩みでしたら、 相談されてみてはいかがですか?」と 声をかけてくれました。 そこでその牧師に相談してみると、 なんと、その教会は、 DV被害者に避難場所を提供している施設とも 提携しているというではありませんか。 ここはもう、とことん、慰めをうけることにして、 牧師とDV被害者支援施設の方に 半日、お世話になりました。 兄に子供のころからDVを受けていること、 (父からも子供のころはDVを受けてはいたけれど 父は今は別居しているので大丈夫) その兄が交通事故で障がいが残ったことで 前よりいっそう怒りっぽくなって DVが悪化していること、 母が兄のお気に入りになることで 兄の暴力から自分の身を守ろうとして、 母も、兄以外の家族にDVをしていること、 母が、兄と仲の良い姉に嫉妬して 姉夫婦を家から追い出してしまったこと、 今、私は軟禁されていて、 正直、家を出たいが、 私にも障がいがあって 給与の高い仕事には就けず、 手取り8万7千円の月も多い状態では、 一人暮らしできる自信がないこと、 聖書に「あなたの両親を敬え」とあるから、 父も別居している今、 暴力を振るう兄のもとに 母を捨てて家を出ることに 罪悪感があって出られないこと、 を、相談しました。 その牧師の助言はこういったものでした。 「お母様もお兄様も保険金で 頭がいっぱいなわけですね。 おそらく恨みがそうさせているのでしょうが、 事故後にもらった労災で すぐにレーサー用の高価なバイクを 購入してしまうようなお兄様が、 たとえ保険金を お二人の望みどおり2億もらえたとしても、 幸せになれるとは思えませんね。 あなたのお兄様は 事故に遭われる前から、 バイク依存症、 スピード依存症、 借金依存症、 DV加害依存症、 アルコール依存症、 と、たくさんの問題をお持ちだったようですね。 依存症になりますとね、 「バイクさえあれば、誰とも仲良くならなくていい」 という状態になってしまって、 ほかの人間にも、 痛みや感情があることを忘れてしまうんです。 でも本人は、その病気を治そうとは思いません。 バイクでどんなに借金をしても 親がかわりに返済してくれますし、 アルコールで酔って家族に暴力をふるっても、 家族は、翌日にはなにごともなかったかのように ふるまってくれますしね。 本人はなにも困らないから 治そうと思わないんです。 私はそうした依存症の方を治療する施設で 彼らのお話を聞かせていただく機会がよくありますが、 皆さん、 「自分は家族や友人たちに見捨てられてはじめて 治さなくてはいけないと気づきました。 だから、見捨てられて逆に良かったんです」 と、おっしゃいます。 あなたは、お母様に、 DVサポートセンターのパンフレットや 障がい者の雇用を支援する施設のパンフレット などを、集めて渡してらっしゃるんですよね。 それなのに、 あなたのお母様は、 『そういうことは、保険金をもらってからね』 と言って、そういった施設に 相談にいかないわけですよね。 それなら、もう、 あなたがお母様にしてあげられることは 十分なさっています。 今あなたがお母様とお兄様を捨てて 家を出られても、 あなたが罪悪感をもつ必要はありません。 それより、 あなたは現在こうして お二人のために、たびたび お仕事を休まれています。 これでは、あなたが仕事を失う可能性もあります。 お兄様もお母様も働かれていないのに、 あなたまで仕事をなくしたら、どうしますか?」 これをきいて私は 一人暮らしを決意しました。 障がい者年金がもらえるよう、 申請してみるけれど、 たとえ、年金がもらえなかったとしても、 貧乏生活でもいいから 今すぐ一人暮らししよう、 軟禁生活よりは貧乏生活がましだと思い、 年金をもらえるかどうかわからない現在、 すでに一人暮らしを始めています。 以前から私にも家を出るよう勧めていた姉も、 この決心を聞いて、こう言いました。 「私も娘がいるからわかるけど、 まともな母親なら、 わが子が障がい者になったら、 自分たち親が死んでも この子が暮らしていけるようにするには どうしたらいいですか? って、社会福祉施設や病院に、 熱心に相談しに行くよ。 でも、うちの母親がそれもしないで 保険金をあてにしているのは どうしてだか、わかるか? おまえが家にいるからだよ。 自分たち親が死んでも おまえが兄の面倒は見てくれるだろうって あてにしているから、 安心して保険金に目がくらんでいられるんだよ。 親父が外で働いて生活費払ってくれて 働いてない母が24時間 兄のDVに耐えながら 兄の身の回りの生活をして って、いま2人がかりでやっていることを、 おまえ一人でできるわけがないのに。 お前が家を出ないと、 母も兄も父も、そういう現実から 目をそらしたままだから、 あの3人に、 保険金より大事な問題が 山ほどあるんだよ、って気づかせるために、 目をさまさせるためにも、 お前は家をでたほうがいいんだよ」 私の所属しているキリスト教会の牧師は こう助言してくれました。 「今、お母様があなたを閉じ込めて 何もさせようとしないのは、 あなたに自立させたくない、 というのもあるでしょうね。 あなたにもお兄様にも自立させないことで 自分のそばにいさせたい、 お母様はそういうタイプの親かもしれません。 そうやって家族全員が 生活していく力を失っていく。 それを防ぐためにも あなたが家を出たほうがいいでしょうね。 あなたは、 憎しみから家族を捨てるのではなく、 愛のために家族を捨てるのだということを 忘れないでください。 お母様とお兄様とお父様が 立ち直ったら、家族として復縁できるように していてください。 ただ、そのタイミングを見計らうのは、 とても難しいことです。 タイミングを間違えれば、 また、元の木阿弥です。 いつでも相談にのりますので、 何かあったら連絡してください。」 現在、テレビも、クーラーも、インターネットもない生活ですが、 暴力に怯えなくていい、 食事がまともに食べられる、 今の生活は なんて幸せなんだろう、 と感謝な毎日を送っています。 3月14日のホワイトデーから 一人暮らしをはじめています。 ホワイトデーはいまや 私にとって 終戦記念日、独立記念日です(笑) 母、兄、父とは 連絡をとっていません。 でも3人のために祈っています。