またまた薔薇の蘊蓄が続きます.
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昨日から大きくなっていた蕾が開いていた,花が咲いた!と書く予定だったこの薔薇,去年色々調べて其の名前が(多分)ドクター・ヴァン・フリートという薔薇ではないかという結論に到達しました。
其の理由は:うちのは一期咲き微香、花も中くらいなどなど、,これにとても良く似たニュードーンという薔薇に比べるとこういう差が出てきます。

でもほんとうかどうか,,実に悩みます。英語サイトというのもデイビッドオースチン社を含めて4~5件のヴァンフリートローズの特徴説明を見てみると違うんですよね。
或る社は強い良い香りと有ったり,別の所は微香とあったり。。
ニュードーンと同じ物をそう読んでいたり・・と。...ますます混乱してしまいます。

じゃあニュードーンは・・これも大きな花だったり、中くらいだったりと説明もまばら、,四季咲きはどれも一緒ですけれどね。
 
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うちのは花びらが20枚そこそこ・・

ニュードーンじゃないですよね?

でも,
でもヴァンフリートローズとニュードーンの関係,去年は確かニュードーンの親がヴァンフリートと書きましたが,さらに書くと

ファンフリートの枝変わりがこのニュードーンらしいです。
ヴァンフリートは結構な交配種の薔薇で1870年位にヴァンフリートというアメリカ人によって作られました。(年代も色々有るので,,あしからず)

枝変わり:植物の有る枝だけに関して,成長時点での突然変異により親の遺伝形質とは違う物を生じる現象。それを押し木したりすると新しい品種になる可能性がある。
八重咲きがひとえに,斑入りが無地になどと劣勢になるが,まれに優れた物もでる。                        (ウイキ)より
ちなみにニュードーンのことをSport of: Dr Van fleet と書いていました.
枝変わり:a Sport, bud sport

 巷でも一般的にニュードーンの名前の方がよく見ます。これを買ったのが此方の ”100円ショップ”(イギリスでは1ポンドショップとか少し安くて99ペンスショップ)
100円ちょっとの物です。
だから質からいうとヴァンフリートの劣勢を多く引き継いだ「ニュードーン」かもしれません。

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でもこの薔薇もとても奇麗だからどうでも良いと思います。
とは言ってもどっちなんでしょうね?? 今年も悩みます.^^;