考えさせられました。

先日に続き、去年行った素晴らしかったブルーベルの森を見に行ってきました。此の前行った公園のブルーベルがほぼ満開状態ということも有り、もう良いかなと行ってみたのです。
多分人も多くなると思うので、5時に起き、(ロンドン郊外北部)になるので1時間ちょっと掛かります。
一番乗りと思ったら、既に車が一台止めてありました。

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残念なことに、少し早すぎました。 去年は若葉が出て其のコントラストが奇麗だったのに、其の葉もほとんど出ていなくて、花も6~7分咲きと言った所です。

それでも遠くから見える紫のカーペットは既に奇麗でした。。
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でも、です。。。
違和感が有ります。。とくに去年と比べると。。。

道路から入ってまず此の様になっています。此の向こうに広がるこの辺り一体を管理するナショナルトラストの敷地の一部です。
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満開ではないので紫が少なめなのは仕方が有りません、、、でも此の枝で作った囲い。。

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人が歩けるフットパスを残しこうして枝でブルーベルを囲んでいました。

此方をご覧ください。葉も出て花も満開時のとき行った去年の此の林です。。


一番乗りをしたローカルの人というおばさんと少し話をしました。

前回も書きましたが、ここはすごく有名な場所で、たくさんの人がやってきます。其の多さに週末は入場料を取るそうです。
其の奇麗な景色故、人がやってきてブルーベルを踏んで行きます。
ちゃんとしたパスが有るにもかかわらず、中に入りブルーベルを踏みつけ新しい道を造るのです。。

此のおばさん、前回来たとき子ども連れが子どもを其の中に入らせ写真を撮っていました。 入っては行けないと言う所です。
おばさんが、そこに入っては行けないのですよ、と注意すると、親御さん、どうして?子どもがブルーベルの中を走りたいって言ってるから良いじゃないの。。とムッとされたそうです。
たしかに此の美しいブルーベルの絨毯をバックに子ども達をとるのは良いでしょうね。。
でも其の生で此の弱い古種のブルーベルが痛めつけられているのです。。
そうして、危惧したナショナルトラストがこのようにそういうパスに入らない様にとこうした枝でフェンスを作りました。
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ここも長く延びた道(曲がっていますが)も途中で此のフェンスがおかれ、台無しになってしまいました。
もちろん、ナショナルトラストさんにしては良い写真風景よりブルーベルを守らなければ!というのは納得できます。。
でも、、、、すごく残念でした。。。
ブルーベルの花が満開になっても此の枝が取り除かれるって無いですよね。。
でも入ろうと思えば此の上を飛び越え入ることは可能なので、止められないかもしれません。

全体的に色が冴えないのは朝早く、それも曇り空、、花が満開ではない。でした。
この前の公園の方が奇麗だったと思います。
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自分たちでは何も出来ない此の繊細なイングリッシュブルーベルはこうして運命を人のてゆだねて咲いているようです。。


最近夜明けが6時前になってしまったので、其のときに間に合わせようとしましたが、無理でした。 来たときちょっとだけ朝日が出てくれて、、それでも既にある程度高かったのでこれだけ、朝日が差し込む所を写すことが出来ました。
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