今日も暑い午後でした。
その中を午後の太陽の下で散歩、でも風は涼しいし、、いい散歩が出来そうです。
さて、今日もチェルシー地区を散歩します。
午後からというのは目的地のチェルシー・オールド・チャーチの開場時間の関係なのです。
このチャーチ、元はこの一帯に邸宅のあったトーマスモアが建てたプライベートのチャペルでした。彼の家族の墓もあります。
ただ2次大戦中の空襲で一部しか残らずあとは破壊されてしまい、今見えるのは戦後の再建の物です。
![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20190611/09/sweetiepies/a7/f7/j/o0390058714458329698.jpg?caw=800)
これは2012年のブログですでに記載済みなので、チャーチやトマスモーアについてはこちらをご覧ください。
今日はちょっとつけたしです。
![イメージ 2](https://stat.ameba.jp/user_images/20190611/09/sweetiepies/6b/6c/j/o0520052014458329702.jpg?caw=800)
神父さんが出迎えすこし教会の説明をして終わった時、私を見て見回っていいよと言います。でもね、、なかなかそうはいかないです。
右上はトーマス・モア夫妻のお墓(トーマスの遺骸があるのかわかりませんが)
右下娘さん達のもの
そうしてもう一つ破壊をまぬがれたところ。。
![イメージ 3](https://stat.ameba.jp/user_images/20190611/09/sweetiepies/83/da/j/o0605045414458329706.jpg?caw=800)
![イメージ 4](https://stat.ameba.jp/user_images/20190611/09/sweetiepies/16/7a/j/o0648048614458329711.jpg?caw=800)
これはジェーンギルドフォードのちのジェーン・ダッドレーのお墓です。
調べたらこの人も有名だったんですね。
夫君は初代ノースハンバーランド公爵であるジョン・ダッドレー
2人の間には8男5女が生まれ仲が良い夫婦だったそうです。
その一人結婚した相手がレイディー・ジェーン・グレイ
ほんの数日ですがイギリスの女王の義母でした。
また5男のロバート・ダッドレーはエリザベス1世のお気に入りでもありました。
彼女自身はヘンリー8世の宮廷でアン・ブリンに使え、アン・オブ・クリーブスにも使えました。
後のメアリー1世とも親交があったそうでメアリ―1世は、ジェーンの娘の一人のゴッドマザーになったとか。。
このジェーン・ダッドレー。 息子、義娘の処刑後、家族も危険が迫りましたが、何とか難を逃れることができたそうです。 詳細省きます。・・ウイキより。
とにかく私は彼らが帰るまで庭を見に出ました。
![イメージ 5](https://stat.ameba.jp/user_images/20190611/09/sweetiepies/67/a4/j/o0390058714458329718.jpg?caw=800)
上、少しレンガが違うところがあるのがお分かりですか?
古いのがオリジナルだそうです。
![イメージ 6](https://stat.ameba.jp/user_images/20190611/09/sweetiepies/ce/ad/j/o0420063214458329723.jpg?caw=800)
![イメージ 7](https://stat.ameba.jp/user_images/20190611/09/sweetiepies/69/f8/j/o0632042014458329740.jpg?caw=800)
あ、こちらご覧ください、フェンスに巻き付いていた薔薇。。なんだかうちのにそっくり、下側の2個、右のピンクで囲んでいるのがうちの庭のバラ、ね、同じに見えませんか? ちょっと喜んだものの、名前が分からないのには同じですが。。
こんな感じに咲いています。もちろん、こちらの方がフェンスとの絡みが素敵なんですけれど。。
![イメージ 8](https://stat.ameba.jp/user_images/20190611/09/sweetiepies/6a/02/j/o0600060014458329745.jpg?caw=800)
結局グループの方々帰りそうになかったので私が退散します。
これで終わり?
まさか、まさか~
下のパノラマ撮影(右下クリックしてくださいね)は
テムズ川にかかる橋(バタシー橋)の上からチェルシーを撮りました。
![イメージ 9](https://stat.ameba.jp/user_images/20190611/09/sweetiepies/e7/c7/j/o1104033514458329752.jpg?caw=800)
黒い矢印、右手この教会の塔部分、左手Milman Streetという道路部分です。この橋の向こうはビューフォート・ストリートでキングスロードに向かって伸びています。
テムズ川からこの両端、奥はキングスロードぐらいまでがこのトーマス・モアのお屋敷(敷地)だったそうです。モアの家はビューフォート・ハウスと呼ばれ、
1535年モア、ロンドン塔で処刑
1740年に取り壊され、1766年にその跡地の一部にビューフォート・ストリートが引かれました。
![イメージ 10](https://stat.ameba.jp/user_images/20190611/09/sweetiepies/69/a7/j/o0562039914458329757.jpg?caw=800)
左手の黒い矢印にある道路から少し内部に入ると
そこに小さな墓地と教会があります。
![イメージ 11](https://stat.ameba.jp/user_images/20190611/09/sweetiepies/c1/95/j/o0605045414458329761.jpg?caw=800)
キングスロードのすぐそば、私はここを何度も通っていますが教会があったなんて知りませんでした。
小さな入口を入っていくと。。(入り口は建物の左手です)
![イメージ 12](https://stat.ameba.jp/user_images/20190611/09/sweetiepies/7b/4d/j/o0605045414458329766.jpg?caw=800)
何人かが日向ぼっこやお昼を食べていました。
真中には4本のイチジクの木。
その下には古い墓が。。1757年の物です。
![イメージ 13](https://stat.ameba.jp/user_images/20190611/09/sweetiepies/32/98/j/o0600060014458329775.jpg?caw=800)
(モラビア=旧チェコソロバキヤの中部にあったそうです)
![イメージ 14](https://stat.ameba.jp/user_images/20190611/09/sweetiepies/d2/a8/j/o0600030014458329780.jpg?caw=800)
左:上のビューフォート通りの左手のマンションの裏側
なぜここをご紹介したかというと、この場所は先ほどのモアの屋敷の左端奥に位置し、当時の馬小屋が合ったところだそうです。
この教会の建物、この墓地はその土地で、本来の教会は馬屋を使っていました。がここも空襲で破壊され今の建物は同じ場所に建てられてたものだそうです。ただ周りの塀、、
![イメージ 15](https://stat.ameba.jp/user_images/20190611/09/sweetiepies/6c/11/j/o0632042014458329785.jpg?caw=800)
上の方は継ぎ足したみたいですが下の方は当時の物ではないでしょうか。
こちらは教会から川の方に向いています。木々の向こうには建物が。。
その中にリンゼイ・ハウスという建物があり、ここもその庭の一部だったとか。。
そのリンゼイ・ハウス、まだモアのビューフォートハウスがあったころ、1674年に建てられました。
モアの邸宅は無くなりましたがリンゼイハウスは残っています。
大きなお屋敷でしたが、今は区分けされています。
これはナショナルトラストの所有物で、賃貸のマンションになっているそうです。
![イメージ 16](https://stat.ameba.jp/user_images/20190611/09/sweetiepies/8f/44/j/o0648048614458329793.jpg?caw=800)
リンゼイ・ハウス。
![イメージ 17](https://stat.ameba.jp/user_images/20190611/09/sweetiepies/4c/cf/j/o0605039014458329797.jpg?caw=800)
読んでいただいてありがとうございました。
説明はいつものようにウイキや各サイトからです。