ロンドンの 「テンプル･チャーチ」と界隈

今日は朝から雨模様、、それでも曇りと言う予報を信じて街に出たら、やはり雨が降り出しました。。。

そんな中を今日は日本食を買う前に、テンプル地区に行くことにしました。

地下鉄駅テンプルで降り、川辺を少し東に歩くと左手にその一角が見えます。

まずそこにあるこのドラゴンの像、ここからがシティーオブロンドンという標になります。　左手はテンプルのガーデンがありますが、この前の嵐以来、そこに植わっている枝振りのいい木々の枝が落ちてくるかもしれないので入園禁止になっていました。

まずテンプルチャーチに行ってみました。

テンプル騎士団によって建てられました。この左側の丸い部分は１１８５年にチャーチとなり、この建物はエルサレムのキリストが葬られたところに建てられた教会を模しています。今日は１１時から開きますから、少し待たなくてはいけませんでした。

入場料４ポンド、去年は３ポンドだったので値上がりしたことになります。。

左手にある丸い内部。

ここにはこのようにテンプル騎士団の肖像墓〔墓石の部分〕があります。数十年前はこんな囲いは無かったのですが、何でもこの中に入り踏みつける人も居たことから、守るためにこうしたそうです。　でもこの囲いが有るかないかでかなり雰囲気が違ってきます。　スタッフに話を聞いたところ、　これらは昔からこの場にあったけれど、この真下に遺体が埋まっているわけではなく、この教会、外庭も含め多くの騎士団が埋葬されているそうです。

この教会、ロンドン大火を免れたそうですが、二次世界大戦に爆撃に有り、かなりが壊れ、これらの肖像も壊されました。　幸運にも、ビクトリア＆アルバート博物館にある「漆喰の間」にビクトリア時代、コピーが展示されていてそれを元にこれらを修復することができました。

右手の教会内、

ここを出るとまだ雨でした。。。この周りを回りましたが、その中にあった中庭と花壇。。

もう花もあまり見られませんが、その中で数種、右手はセージの一種で、ブラック＆ブルーと名のついたものです。

アジサイも今の季節にしてはちょっときれいでしたよ。

この庭で、はしごを持ったおじさんにすれ違いました。近くに行ってみるとこのおじさん、ガス灯を消していました。　話を聞くと、週に３０時間ほど見回るそうです。このときはガス灯を消し、ねじを巻いて４時にタイマーを仕掛けているところでした。　親切にも私の前で見せてくれましたよ。　　前にも載せたガス灯ですが、このおじさんも一人で３００近くのガス灯を見て回るのだそうです。　下りてきてスマホからガス灯などの写真を見せてくれました。確か明日？取材があるそうです。そしたらもしかして僕をテレビで見られるかもね、、といってました。

ほかにもインナーテンプル、ミドルテンプルとかを回りましたが、それは又。。

反対側の門からでます。

門を出ると左手、裁判所の前に　テンプルバーのドラゴン、これを通り超えると又普通のロンドンの中に戻ることになります。

http://blogs.yahoo.co.jp/london_ooi/7870571.html　　こちらは以前書いたシティーオブロンドン地区とドラゴンの記事です、よろしければご参考にどうぞ。（＾＾）

さてさて、雨のロンドンでしたが、あちこちでクリスマスデコレーションが飾られていました。それはまた後日に。

今日はちょっとヘルシーな（バターの代わりに）サンフラワーオイルを使ったビスケットを作りました。ジャムも糖尿病用のもので甘さ控えめ。

ちょっと固めですが、割と癖になります。娘たちもおいしいといつの間にかみんな食べてしまいました～～。　　　今朝作っているところを夫が見て楽しみにしていたらしいのですが・・・・