以前ブログ友さんのお一人がコメントの中に『小さな恋のメロディー』のことを書かれていました。
ビージーズの曲、マークレスター、トレーシーハイド主演の映画です。 懐かしいですねえ。 ・・・・・と、大体覚えていますが繊細が分かりませんでした。
どういうのだったかなあとネット動画を見ると、、あれ、あれあれ、、、。 ここは~!と知った場所が出てきました。
 
それで行って来ました。 数箇所のロケ先めぐりです。
まず映画の冒頭部分、朝焼けのロンドン〔テムズ川近所〕、そうして主人公を含む男の子たちがマーチして入って行った教会。
テムズ川の直ぐわきにあるセントメアリー教会です。 
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これが入り口、映画では砂利を敷いていた思いますが、入り口は石畳です。
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川の北側には2本煙突の発電所が見えます。 今は閉鎖されています。
                                       
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ちゃんと今も住居のボートがつながれていますが、当時とは違う船でしょう。
 
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今の教会の前庭。 かなたに見える橋の先に4つ並んだ発電所が映画にはありましたが、今はありません、今は高級マンションが立ち並んでいます。 
覚えている方いらっしゃいませんか? 対岸の建物、橋、そして桟橋、6月のエリザベス女王の60周年を記念し、水上パレードがあったときこの桟橋からボートに乗り、大きな船に乗り換えるため出発したところです。
私はこの教会よりもう少し川下にいましたよ。
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さて、、それから次のシーン。
メロディーがお母さんの服と交換してもらった金魚をもちお父さんを訪ねパブに行く途中、金魚を放した水桶〔?〕のある場所です。
 
ここは映画の中でも後ろの道路サインが役に立ちました。
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当時何も無かったように見えましたが、いまはホテルになっているようです。
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少し離れたバス停から撮りました。朝9時前はこのあたりも交通量が多く、車を避けての撮影でした。
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やはりロケ地に行かれたことのあるブログを読ませていただきましたが、この近くにメロディーが行ったパブ、ダニエルの友人のジャック・ワイルドがお母さんの車で送ってもらった先の家とかもあるようですが、今日はパスです。
ここは地下鉄駅Lambeth Northから近いそうです。 私はクラッパムジャンクション<->リバプールストリート駅間を走る344のバスで来ました。直ぐ近くがバス停です。
 
映画の一番最後、トロッコで去って行く2人、其れによく出てくる空き地〔男の子たちがロケットの実験をするところ)は 見当は大体付くのですが、すべてが1971年、40年も前のこと、すべてが変っています。
ネットでみると、Vauxhall駅の近所らしいです。 でも今はマンションだらけ、そうして線路脇、ロンドン街のコベントガーデンが手狭のためこの近くに越してきて、ニューコベントガーデンという大きな花・野菜市場ができました。
そのあたりならもう見分けが付きませんね。
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そこから西に少し行くと川辺にこのロンドンのアイコンの一つ、バタシーパワーステーションが立っています。もうほぼ倒壊寸前の建物です。 この横にはバタシードッグ&キャットホームがあります。チャリティー団体で保護された犬、猫がいます。 多くの人ホスターファミリーとして行き先の無い犬や猫を引き取っています。
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右上はガスの貯蔵庫です。 パワーステーションの右手には広場が残り今でも催し物が開かれています。残念ながら中は見えませんでした。 
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ここから後ろ側、南側をむくとこの2つのビルが見えます。 映画の中の空き地のシーンにも彼方にこの2つのビルが見えますね。
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私の立っている道を西に歩き、最初の線路の下をくぐります。 後ろ向くとほら、、
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結婚式を挙げるためいなくなった子供達を捜して車に乗り込む先生達、そうして学校の出口でダニエルの母が合流、次のシーン、この橋の下を通り、ここを左に曲がりますが、ダニエル母ちょっとまっすぐ行き戻るところです。
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右手の建物の前を女性が渡って、近くにいた警察官に文句を言っています。この建物今でもちゃんとあります。
残念ながら逆光のため遠くからになってしまいました。
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線路の下から向こう側を見る。 40年後の今です。
 
とにかく映画では最後に2人がトロッコを押して出発します。 ジャック・ワイルドが『クラッパム・ジャンクションでちゃんと乗り換えろ」と叫んでいますね。イメージ 11
ここはクラッパムジャンクション駅です。 大きいので一部しかお見せできませんが、ここは「英国で一番混雑した鉄道駅」といわれ、19プラットホームがあります。 ネットによれば、毎日200-本の列車が停車し、ピーク時には180本が通り、117本が停車するそうです。
私は東側を望んでいます。ここから見ると正面方向がここを通る始発駅であるウォータルー駅、左手先はやはり始発駅のヴィクトリア駅、更にモット身近の左側にはロンドンを縦断するラインもあり、オーバーグラウンド(
地下鉄と同じ、でも陸上を走る)もで、ケンジントン、アールスコート、などにもいける便利な駅です。
 
映画では2人がトロッコをこぎながら広い線路に出ますね。一応この駅に向っているということですが、、その線路が草だらけです。 だから結局場所が特定できませんでした。
 
最後にあの空き地で線路を通った電車がありました。 あれは旧型、私が来た頃はコミューター線でまだ健在でした。 中は左右向かい合いの席のみ、そうして各席にドアが付いています。 どのドアも手動で、外からは取っ手を回しあけて入りますが、中からは其れがないので、窓を下げ腕を外に出しノブを回し開けます。
雨の日は大変でした~。 にひひ
 
映画では2人の家、学校、墓地、ロンドン中心地などのロケ先もありますが、今日はこれで終わります。