*書庫にブルーベル便りとしてであった奇麗なブルーベルの林の記事が有ります。ぜひご覧ください。

この季節になると、公園や庭に出てくる紫色の釣鐘状の花があります。
ブルーベルの花です。  
何度かブルーベルをブログに載せてきましたが、きれいなブルーベルの林(森)を写せたらなあと機会を待っていました。 そうしているうちに雨雨です。
このまえキューガデンに行きましたが、まだ早すぎ、あせりました。
 
ブログ友さんのお一人がやはりブルーベルの森に行かれていたのでそろそろかなと、ちょうどいた主人に頼んでいってきました。
 
ブルーベルでも特にちょっと日陰の森や林の中に咲いているのはイングリッシュ・ブルーベルと言います。
学名;Hyacinthoides Non-scripta  イギリス、その近隣諸国に咲く、古種です。
ヒヤシンス科の花ですが、ギリシャ神話の「ヒヤシンス」はその花の花弁になくなったヒヤシンスをアポロが嘆き悲しんだAIAIという文字が付いているといわれています。
そのヒヤシンスと区別するためNon-scripta(文字が書かれていない、マークがない)と言う名前が付いているそうです。
                         イングリッシュ・ブルーベルの花
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                                 クラブ
 
そうしてもっと馴染みのが庭や、公園など陽だまりの中に咲いている、とても似ていますが種類が違うブルーベルの花。
スパニッシュ・ブルーベルと言うそうです。 ( H Hispania) この写真はスパニッシュか、混合種のものかはちょっと分りません。??
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これは外来種ですが、ガーデンセンターなどで買えるのもまたこちらのほうです。
ただいまは混合種がかなり増えているので確実な違いがある典型的な花以外はきっと区別が難しいと思います。
中にはこういったのもありますし、、、。 今一歩両方の特徴をさがすのが難しいのもあります。
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イングリッシュブルーベルの特徴は一番上の写真の通り、色が濃い、花も長い筒状でその先がカールしている。そうして花茎の一方にだけ花が咲くので、満開になればその重みで重力が働き麦の穂のようにカーブしている。
 
それに比べ外来種は花の色がイングリッシュより薄めである、茎の周りに花が付く、花が一方に付いたとしても茎が太いのでほぼ直立。
 
それからイングリッシュ・ブルーベルの花粉は薄いクリーム色ですが
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外来はこのように青っぽいです
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とは言うものの、例外も結構見ました。あせる  それが交配種かもしれません。
 
そういうことで今日また戻っていった林です。 思ったより密度が無かったのが残念でしたが、それでもまえよりは結構咲いていました。
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ここは坂道ですが、もう山道で滑る葉、ぬかるみで汚れるは、、けっこう大変でした。ここを上まで上がります。
 
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このように奥のほうまで一面に咲いているのですが、カメラではちょっとその色が出せませんでした。残念です。
この林は有名なブルーベルの林のリストには入っていませんでしたが、それでもまあまあだと思います。
でも何時か絵葉書になっているような本当に青のカーペットの場所に行ってみたいですね~。
 
イギリスの春の花イングリッシュ・ブルーベルでした。 
 
記:ブルーベルと言ってもほかの国に行けばまた違う花種があるそうです。
アメリカにお住まいのブログ友の方もアメリカ種のブルーベル;バージニア・ブルーベルを載せていらっしゃいました。 とても綺麗なお花でした。 (^^) どちらも春に群生で林の中を青く染めますが、種類は違うそうです。