今年初めてになりますが、やっと古種、イングリッシュブルーベルの林へ出かけてきました。色々チェックしていて少し遅いかなと危惧していましたが、まあみられましたよ。 ロンドンで見ることのできるこの花の群生地の一つです。
野生のこの花の群生を見るには近くても一時間ちょっとかかってしまうのですが、ある公園の中の一角の林に咲いているいます。
群生の規模としては小さいほうです、が、それでも公共交通機関の地下鉄で行けるところにあるんですよ。近づくとほのかに香りが漂ってきました。
きれいに弧を描いてますよね。
ちょっと前ですが、あるサイトで知りました。英国やアイルランドにあるブルーベルには3種類だそうです。
外来種で、英国には1600年代に観賞用として持ち込まれたスパニッシュブルーベル(釣鐘水仙、シーラカンパネラ等云う別名)主に庭や公園に咲いている。
葉も広く光沢がある、太い茎をもち、花がその茎の周りにつくのでまっすぐ立っている、花はベルのように短く大きく開く、しべは青い(やがてクリーム色)
とてもかわいい花が咲きます。
イングリッシュブルーベル、(ヒヤシンソイドス・ノンスクリプタ)
スパニッシュに比べ、葉は狭く、茎はちょっと細い、花は茎の一方にだけつくのでその重みで弧を描く
色も濃い紫、花はどちらかというと細長い筒状で、その先がくるっとまがっている。 しべはクリーム色
香りがある
スパニッシュとイングリッシュブルーベルの交配種
どちらの遺伝を強く受け継いだかで特徴が違うそうで、イングリッシュブルーベルのように弧を描くのもあるし、同じ長い花でも茎の周りに咲いて立ったままのもある、香りも微香、無臭あり。 しべもクリーム色だけど、多少緑っぽいことも。
こちらうちの庭のですが、イングリッシュブルーベルとして買いました。でもどうもこれがそのようですね。
と蘊蓄を書いてしまいましたが、どれもきれいな可愛い花です。
ここも結構人が来ていましたよ。花は最初に来た数年前より若干規模が小さくなっている気がします。
踏まないで、取らないで、という看板が出ていました。(パノラマで撮ってみました。クリックすると大きくなります)
英国に住んでいる私にとって、このカーペットを見ると
春が来たんだなあって感じます。
私にとってまさにお「花見」です。