…東城。
その…クッキーを焼いてみたんだ。
か、形は少々いびつだが…その、食べられないことはないと、思う
…し、仕方ないじゃないかっ！ 僕はこういうことにはなれてないんだからっ！
男子厨房に入らず、だ！！
…え？
どういう風の吹き回しかって？
だってお前…
確か14日って、お前の誕生日だろう？
その、一日遅れてしまったが……
ん？
”先々月の”14日？
な、なんだ！ そういうことは早く言え！
一日どころか、二ヶ月も遅れてしまったではないか！
ああ…どうしようか、このクッキー……。
……。
クッキーってたしか、日持ちするよな…？
今月末は南戸の誕生日だったような、気がする。
南戸には、内緒だぞ？
くっ…！
こ、これがスキルの差か…！！
見るな…！ そんなに僕のを見るな！ 恥ずかしいじゃないか！！
…ところで東城、お前はなんでクッキーをくれるんだ？
しかもなんでそんなに真っ白なんだ？？
え？
ホワイトデー？
…。
またもや東城を発見したぞ。
もうこれはあれだな。七人東城を集めたら願い事とか叶うんじゃないかな。うん。
いいんじゃないかな。白雪姫と七人の小人ならぬ九兵衛と七人の東城。
東城は心配性だから僕が毒リンゴ貰っても毒見してくれそうだしな。
そして倒れて100年の眠りについた東城を通りすがった王子様（西野）が人工呼吸（マウス・トゥ・マウス）で蘇生させてハッピーエンドだ。
…まてよ。王子様なだけに北大路のほうがいいかな。
どっちがいい？ 東城？
ちなみに坂本の隣にいるのが東城で、反対側に座っているのは関係ない人だ。
もしかしてドッペルゲンガーかなんかかもしれないが。
しかしちょっと東城に囲まれた気分を味わえたぞ。
この東城はなかなか控えめで恭しい忠実な部下という感じで可愛かったな。
そしてまたもや東城を発見…
と思ったらなんと松陽先生だった！！！
…くそっ。なんて紛らわしい…
と、そんな話を土方としていたら本人がやってきたぞ。
噂の力とは恐ろしいな…
しかしそうして並んでみると本当にそっくりだ…
うむ。これなら僕が間違えても仕方あるまい。
だから十何年も仕えてるのに人でなし！とかそういうツッコミはなしだ。
二人してお休み中だ。
なんかもう親子みたいで微笑ましいな。
ここまでくると東城そのものだな。
そういえば先日このわんこ東城がおてを覚えたのだ。
うむ。賢い奴だ。
本人より頭がいいかもしれんな。
ペプシアイテムでキメてロッカーになってみたぞ。
うむ。これで僕も女の子にモテモテだろうか。
妙ちゃんに捧げるラブソングを鋭意製作中だ。
あとこのペプシとスピーカーがやたらでかいだけで僕がちっちゃいわけでは決してないからな。
東城もロッカーにしてみた。
こうしてみると東城もただのパツキンのクールなニーチャンに見えるから不思議だ。
このグラサン外したらただの糸目だがな。
二刀流東城だ。
まあメンバーが足りないから仕方あるまい。
ギターもベースもドラムもキーボードも全部東城がやれ。
これはこの前釣り上げようとして結局つれなかった大王イカだ。
むう…折角持ち帰って東城に料理させてイカ鍋にして皆で食べようと思ったのにな。
遠慮せずに僕に釣られてみろ。
