どんな宗教でも、成り立っている限りは信じている信者が少なからずいるわけだし、
被害者となり脱会された方も大勢いらっしゃる中で
こんなこと言ったら語弊があるかもしれないのですが・・・
好き なんです、私
いわゆる「カルト集団」と言われる宗教団体のウォッチング。
ある意味、「北朝鮮」に対する興味と似たような感覚で。(笑)
実際、自分も学生時代、何も知らずに「統一教会」に入りかけたことがありましたし
(母のお蔭で“未遂”に終わりましたが)
結構宗教の勧誘を受けやすいタイプなものですから
宗教本をいただいたり、また自分からも興味本位で手に取るなどして、
読む機会が多かったんです。
いやね、読んでみると面白いんですよ。
失礼ながら「アホか!」「これマジで言ってんのかいな!」というような文面は
ツッコミどころ満載なので、めっちゃ笑えるんです。
全くの第三者として読んでいるから、ですけど。
でも、だからといってそれを誰かに話す、というのはなんとなく憚られ、
家族の中で話すくらいだったんですよね~。
だからこんな公の場で書くこともどうかな~と思ったんですけど、
興味深い本を見つけちゃったので・・・♪
- 「カルト宗教」取材したらこうだった (宝島社新書)/藤倉 善郎
¥780 Amazon.co.jp
うお~~~!!
その宗教のバイブルではなく、被害者側からの一方的な暴露でもなく、
傍から見た彼らの実態を、ある意味「面白がって??」書いているような本。w
「ライフスペース」やら、「ホームオブハート」やら、「幸福の科学」やら、
さまざまなカルト集団を体当たり取材されていて、
んも~ 羨ましい ったらありゃしない!!
私は密かにこういうニュースを追っかけて面白がっているのですが、
同じような視点で捉えている人がいて、
更に潜入取材までして、こうやって文章にしてくれるのは嬉しい限り!
何も知らないと、私みたいに疑いもせずに勧誘されちゃう人はいると思うんですよ。
「オウム」も、事件を知らない若い世代をどんどん仲間に入れているって聞きますし。
だから、なるべく多くの人にこういう本を読んでいただいて、
被害者が少しでも出ないようになればいいな、と思って
紹介させていただきました。
いや、もちろん、信じることは自由です。ハイ。