読書好きの叔母が電話でわざわざ知らせてきてくれたこの本、
仰せの通り、ドンピシャの内容でした。
- 聖灰の暗号〈上〉 (新潮文庫)/帚木 蓬生
¥578 Amazon.co.jp
- 聖灰の暗号〈下〉 (新潮文庫)/帚木 蓬生
¥580 Amazon.co.jp
拙ブログに辿り着いて下さる検索ワードで、未だに上位を占めているのが
カタリ派に関連するフランスの地名なんです。
もしそちらの方にご興味がおありで、こちらにいらして下さったのでしたら
この本を一読されることをオススメします!
或いは、既に読まれた方々なのかな~???
ストーリーはパリのペール・ラシェーズ墓地から始まり、
そのまま南仏トゥールーズへ。
そして、主人公がカタリ派の研究者、というね。
まさに私にピッタリの小説!!!
読んでいても知ってる地名ばかり出てくるし、
風景やらなにやら、全てがアリアリと目に浮かぶし、で
上下巻、あっという間に読んでしまいました。
途中、読書の手を休めてプールに行ったときも
泳ぎながらその景色を思い浮かべ、
帰宅するやいなや、カフェオレを淹れて読み続けると
気持ちはすっかり南仏へトリップ。
("南仏"と言っても、所謂コートダジュールやプロヴァンスなどの明るい"表"側ではなく、
もっと内陸の、土臭~い、南仏の"裏"側って感じの地方です。
スペインとの国境沿い、ピレネー山脈麓の辺り☆)
叔母に感謝の電話しなきゃだわ♪