バカンス
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おかしな、おかしな、あなた。

裸で眠るマヤに、何か着ないと風邪引くよと言うあなた。

あなたが、マヤを裸にしたのに・・・


もう、眠いのに。

旅行バッグに薄紫のランジェリーがあるのでそれを取って下さい。



半覚醒のまま呟き・・・



半覚醒のまま、着替える。




自分勝手な彼を恨めしく思う瞬間。




確か来る時の車の中では、こう言ってたわよ。


一時間しか眠っていないから、ゆっくり朝まで眠りたいと。


当然セックスは、無しでと思っていたのに。



おかしな、おかしな、あなた。





ジェリービーンズ。

イキタイの?

眠たげな彼が囁く・・・

もちろん、イキタイに決まってるじゃない。

意地悪な彼。

じゃぁ、上に乗ってごらん。

ゆっくり彼の上に乗りながら彼を受け入れる、マヤ。

ジェリービーンズのようにカラフルなカラーが見えます。


まどろみ・・・

おはよう。マヤにキスする彼。

昨日は良く眠れた?

出窓から景色を眺めていたわ・・・

あなたの足にひんやりとした足を絡ませてみたけど、起きなかったわね。

だからずっとあなたの上を向いて大きくなったものを触り続けていました。

おもちゃみたいに弄くってました。ふふ。

あなたの身体のメカニズム少しずつわかって来たから。

朝4時頃から2時間くらいの間は、ずっと勃起状態なのよね・・・

マヤ、朝5時にはすっかり目が覚めてしまったので

シャワーを浴びました。


イってもいい?


ワインを飲みながらベッドに腰掛け、

話を続けていると

待ちきれなくなった彼がマヤを押し倒して

キスするの。


ベッドに横たわり彼の目を見ながら抱かれていると

記憶が無くなって来るんです。


それは、まるで時間旅行をしている感じに似ていて・・・

彼がマヤの身体の上でピストンをすると

遥か彼方に意識が飛んでいってしまうの。



あ~。


ん~。


ふぅ。。。



良すぎてしまって、何度もイってしまいます。




イってもいい?


彼の問いかけに

マヤは、一言、言います。


まだ・・だめ。


イキタイ・・・


あっ・・・


いっちゃいそう・・・



行く時はいつも一緒で・・・

ふたりで宇宙の彼方までイってしまいました。



気持ちよすぎる彼とのセックス。



感じてしまいました。

ペンションのバスタブは、ラブホと違って狭いので

ふたりで立ってシャワーを浴びました。

ラベンダーの入浴剤を首に少し塗り香りを楽しみながら・・・

彼がマヤの身体の隅々まで念入りに洗ってくれるのは

いつもと変わらなくて

それに甘えてしまいます。

彼はもう興奮してマヤの後ろから挿入して来るんです。

はぅ・・

腰の動きが激しくて激しすぎて

立っていられないほどなの・・・

彼のものは、すごく大きくて長くて硬いので

マヤは、とても感じてしまうんです。

2回目の挿入は片足をバスタブの上に乗せて

彼の猛り狂ったものが入ってきました。

失神しそうなくらい・・・

感じてしまいました。

呟くマヤ。

VカットのTシャツの中に彼の指が入り

柔らかだった乳首がツンと隆起している。



かなりアルコールが回っていたマヤだったので、

彼に覆いかぶされてキスされてしまうと

もう無抵抗になってしまいました。


今夜は、何もしないと言っていたのに・・・



ショーツを剥ぎ取り足を大きく開かされて

少し強引な位な、彼を見て

ぼんやりとしてしまう。



いつものように軽くクリトリスを舐められて

指で充分潤っているのを確かめ

火照った身体を愛撫する。




大きく反り返った彼のものを受け入れたがっていじらしい

マヤ。



シャワー浴びましょう。




呟くマヤ。






森の中を歩き・・・

高原のぶな林の中、彼の後姿を追うマヤ。


鳥の囀りが心を癒してくれる。


昨夜はワインを飲みながら、他愛も無い話をして

その後、芋焼酎「海童」を開けました。

テレビでは、イタリアの旅をやっていて

まるで美術品のような観光都市にしばし見入ってしまいました。


トレビの泉が映し出され、ギリシャ彫刻のような

肉体美を誇る気高い芸術品の数々をうっとりしながら見て

彼のふくらはぎの筋肉が好きなんだなと気が付きました。


隣に座る彼と手を繋ぎ肩を抱かれましたが、

今夜は睡眠時間が一時間しか取れなくて

出張の疲れがピークに達していることを聞いていたので

ゆっくり休んで欲しいと思っていたので彼にいきなりキスされて

首のスカーフを解かれた時,躊躇してしまいました。


ねぇ、、、このまま大人しく眠りたいでしょ?



マヤは、彼に言うつもりの台詞を自分に問いかけました。





バカンス。


一緒に旅行に行こうと彼から誘われた時、

マヤは、 嬉しいような悲しいような気持ちでした。


その日はGW明けのある日の午後でした。

家の近くの駅まで迎えに行くよ、とメールが来て

それまでの一週間は、彼が大阪に出張でもあったので

いつものように一日2回のメールを交換して

週末の旅行にどきどきしながら待ちました。

そして、待望の土曜日、

午後3時半に自宅近くの公園で待ち合わせて出発しました。


久しぶりに見る彼の顔は、普段と変わらず穏やかで優しいのに、

理性を感じるのは、なぜなんだろうか。


私たちは、既婚者同士であるから

限られた時間しか逢うことは許されないし

お互いの生活を保ちながら

ひと時の安らぎを求めていたいと思っているだけだけど・・・


彼の見る私への視線は、いつも冷静で熱情的でもあり、

表裏一体のところもあるので

人間として深みを感じます。