最近やたらLGBTの話題が多い。

 

LGBTを特別視しないようにと過剰になる特別視。

 

私みたいにひっそりこっそり生きている人間には、

こんなに騒ぎ立てられて居心地悪くてしかたない。

 

私はノーマルです。

だけど、女性と暮らしています。

その人を愛しています。

 

どうしても、

愛してる人が女性=レズビアン=そっちの人

と思われてしまう。

それは自然なこと。

私だって、「女性が好きです」という女性がいたらそう思うもの。

 

でも私はノーマルです。

断固、異性愛者です。

 

別にレズビアンを否定しているのではなく、

誤解されるのが嫌なだけ。

特別なことはなにもないのに

「そっちの人」と思われるのが心外なのだ。

 

彼女は女性の体をしているし、

女性として生活しているけれど、

私にとって彼女は異性。

 

そりゃ、始めは女友達として見ていたし、

恋愛対象になんてなりっこなかった。

 

でも、友達としてつきあっているうちに

「女じゃないな」と感じるようになっていった。

 

中性的な顔立ち、立ち振る舞い、

しぐさや口調や女性に弱いところも…

 

男性ではないことはもちろんわかっている。

 

けれど、そんな風に異性を感じるようになってから

徐々に恋愛対象になっていった。

 

彼は俗にいうFtMというやつだろう。

 

けれど、医学の力で体を変えて、

周りから奇異の目で見られたり

陰で噂されたりすることに耐えられない性格なのだ。

 

なにより私が望んでいない。

私は、そのままの彼が好きだから。

体を変えようが変えまいが関係ないのだ。

ましてや寿命が縮む恐れがあるなら、

変えないでくれた方がよっぽどいい。

 

男性として生まれてこなかったことを悔しがる彼。

こんな人間だから幸せになっちゃいけないんだと切なそうにつぶやく彼。

男じゃないから、私に(当たり前の)幸せをあげられないと悲しい顔をする彼。

 

私は、そんな彼を世界一幸せにしてあげたいと思った。

 

こういう気持ちは、他人にはわからないかもしれない。

 

傍から見たらレズビアンな私。

そんな風に思われたくなくて、

ひっそりこっそり生きている。

 

それでも世界一優しい彼と、

毎日お酒を飲みながらわいわい楽しく過ごしている。

 

勝ち組ってなに?

負け組ってなに?

46歳で独身子なしの私は負け組?

 

知らないけど、

私の人生はとても幸せに満ちている。

 

昨日はヒロの公休日。

 

ここんとこ、車が汚い汚いと大騒ぎしてたので

時間をかけてぴかぴかに洗車した後、

いつものように夕方までパチで遊んで帰ってくるんだと思ってた。

 

夕方、「何時に帰宅予定?」と一応LINEで聞いてみると、

「ちょっと遅くなる。6時半くらい」とのこと。

 

いつも私がシャワーからあがる前には帰宅するのに珍しいな…(・・?)

 

とは思っていた。

 

 

でも、6時半を回っても帰って来ない。

 

道が混んでるのかな?

出ちゃってやめられなくなってるのかな?

 

そのうち7時近くになり、いよいよ心配の域に…

 

LINEしてみようかと思ってると、

やっと玄関のドアの開く音が音譜

 

「おかえり~照れ」とリビングの扉を開くと、

 

大きな段ボールを下げて、もたついてるヒロがいた。

 

「なにそれびっくり

 

「一日早いホワイトデーだよ音譜

 

なんと、オーブントースターアップ

 

もう、汚れと焦げがひどくて

前々から「買い替えたい」とは言っていたのよね。

 

でもまさかヒロが買ってくれるとはビックリマーク

 

そして「はい、これは明日ね音譜」と小さな袋を。

 

中身は、なんとなんとなんと!!

 

デメルのザッハトルテアップアップアップ

 

私は昔から、「死ぬまでに一度は食べたいもの」として

ザッハトルテをあげていた。

 

でも、この辺じゃ売ってない。

銀座あたりまで行かないと売ってないから

「いつか」っていう夢でしかなかった。

 

「どこまで行ったの!?

 

「二子玉川」

 

「そんなところまでガーン

 

 

そこいらでパチに明け暮れてるのかと思ってたら

そんなに遠いところに一人で行ってきたなんてえーん

 

行きが1時間半、帰りは2時間以上かかったらしい。

 

もう涙出ちゃったわ…

 

早速二人でトースターを設置。

 

 

うん、なかなかスタイリッシュだわ合格

 

赤外線らしいんだけど、今までのとどう違うのやらあせる

 

使うのが楽しみだけど、汚れるのが怖い(;´д`)

↑マメに手入れしろって

 

そしてやっと乾杯生ビール

 

今日のおつかいの様子をこと細かに説明するヒロ。

あらかじめ下調べしてくれてたらしい。

 

「ケーキ、食べて見れば?」

 

「え~明日じゃなくていいの~?」

 

「味見だよ、味見ニヤリ

 

 

お言葉に甘えて一口だけ…

 

 

じゃじゃ~んビックリマーク

 

「デメルを訪れずしてウィーンを語るなかれ」と言われてる

かの有名なデメルのザッハトルテのお出まし~ドキドキ

 

後から知ったんだけど、

このザッハトルテには「食べ方」というのがあるらしく

食べる1時間前に冷蔵庫から出して常温にしておくそう。

 

そして温めたナイフで縦・横と切るらしいんだけど、

そんなこと知らずに冷え冷えを普通にカット。

 

 

 

固いスポンジにチョコがコーティングされていて、

そのスポンジとチョコの間になにやらトロリとしたものが…。

 

一口食べると「甘~い!!

なんかザラザラしてる触感もある。

砂糖?…じゃないよな。

 

よくわからない(笑)

 

トロリの正体は杏ジャムだったらしいんだけど、

後から知って「言われてみればそうかも?」くらい。

(↑味オンチはこれだから┐('~`;)┌)

 

でも美味しい(*^^*)

 

「赤ワイン飲みながら食べたいわ」

(↑のんべえはこれだから┐('~`;)┌)

 

濃くて甘いから

ブラックコーヒー飲みながらチビチビ食べたら良さそう音譜

 

その「食べ方」によると、

純粋な(甘くない)生クリームをたっぷり添えて…とのこと。

 

んなこぢゃれたもんは、うちにはねぇっすわ。

 

 

今夜、残りをいただきますドキドキ

 

また「死ぬまでに食べたいもの」を見つけなきゃ音譜ムフフッ

 

遡ること3週間前の2月2日、

仕事中、ヒロからLINEの着信あり。

 

「福生の市役所の横の蕎麦屋さんに

伝説の豚丼て旗がある!!食べたいなぁ」

 

前に行ったお蕎麦屋さんだ。

 

「また行こうか音譜

 

「行く!!

 

HPで調べると、その伝説の豚丼とやらは1~4月の季節限定らしい。

 

期待感が高まると共に

数少ないチャンスを逃してはならないと

ちょっとした緊張感が走る。

(二人の都合が合うのが第二・第四日曜のみのため)

 

この週は第一のため、、

翌週の日曜に行くことに決めた。

 

今回は第五と第一、2週続けて日曜出勤だったけれど

伝説の豚丼を楽しみに指折り頑張った。

(ヒロが)

 

しかし、会社の都合で第二日曜も出勤するハメに…

 

また一週間先送り。・゜゜(ノД`)

 

そしてついに先日の日曜日、

待ちに待った豚丼とご対面する日がやってきた。

 

開店は11時半。

 

「早めに行ってちょっと待つくらいがいいかなアップ

 

時間調整のために、

カフェ・ドゥ・ジャルダンでプレゼント用お菓子を調達し、

ヒロが興味を示したチョコレート菓子もおまけに購入(*^^*)

 

車に乗ると早速食べようとして

「おっと危ない危ないあせる今から豚丼食うんだにやり

 

「よしっ行くか!!

 

11時半前に着いたけど、お店はもう開いてるらしく

そろ~っと入ると私たちが一組目のお客。

 

席についてメニューを開く。

 

ワクワク音譜

 

どれだ!?

 

これ…かな?

 

それっぽいのは、網焼き豚丼とお蕎麦セット。

 

店員さんがお茶を持ってきた。

 

「すみません、伝説の豚丼てこれですか?」

 

「あ…こちらは平日限定なんですあせる

 

「え…でもこれがそうなんですよね?」

 

「そう…ですね(^^;)」

 

「平日限定…」

 

 

ガ━(゜Д゜;)━ン…

 

 

ちょっ…ちょっと待ってよあせる

 

ヒロがどれだけ楽しみにしてたと思ってるのよ!!

 

そんな簡単に言わないでよ(><)

 

もう、頭の中パニック。

 

ヒロも固まってる。

 

こんな…こんなことって…

 

そんな空気に気づかない店員は

 

「ご注文お決まりでしょうか?」

 

 

はぁ?(゚Д゚;)

 

 

ヒロ「あ、他に考えてなかったんで…

もう…ちょっと待ってください」

 

 

他に考えてなかったんで…

 

 

他に考えてなかったんで…

 

 

他に考えてなかった…

 

 

その一言にショックの大きさがうかがえる。

 

 

「他は考えられないんですけど」って言いたいとこだよね。

 

 

ごめん…

 

ちゃんとチェックしなかったばっかりに(´;ω;`)ウゥゥ

 

テンションがた落ちのまま、仕方なくメニューを決める。

 

結局、ヒロが頼んだのはただのせいろ。

 

食べてる途中、

 

「大盛りにすればよかったかな。無料でできるんだ」

 

そうだよね、

ヒロの胃袋は豚丼の受け入れ体勢バッチリだったんだもんね(ノ_・。)

 

悲壮感を漂わせつつ、サクッと平らげてごちそうさま。

 

 

お店を出て一言

 

 

「腹へったな!!さっきの菓子くれ!!

 

 

伝説の豚丼は、幻の豚丼になったのであった。